食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02901190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、動物用栄養成分に色素として使用するβ‐アポ‐8’‐カロテナール、β‐アポ‐8’‐カロチン酸エチルエステル、ルテイン及びゼアキサンチンの安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2009年5月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月25日、動物用栄養成分に色素として使用するβ‐アポ‐8’‐カロテナール(β-apo-8’-carotenal)、β‐アポ‐8’‐カロチン酸エチルエステル(β-apo-8’-carotenoid acid ethyl ester)、ルテイン(Lutein)及びゼアキサンチン(Zeaxanthin)の安全性に関する科学的意見書(5月12日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 科学パネル(FEEDAP)は、β‐アポ‐8’‐カロテナール添加飼料を給餌した雌鳥由来の鶏卵摂取による消費者の安全性に懸念はないと結論づけた。
2. 当該パネルは、消費者に対するβ‐アポ‐8’‐カロチン酸エチルエステルの安全性について結論を下すにはデータが不足しているという食品科学委員会(SCF)の結論を確認した。しかし、入手できるデータでは、懸念する理由は示されていないことを言及する必要があるとした。
3. 標的動物に対するルテイン及びゼアキサンチンの安全性に関するデータは入手されていない。しかし、両化合物の広範囲にわたる自然分布、並びに、キサントフィル類の分子構造を考慮すると、懸念の理由は見当たらないと当該パネルは言及した。
 全体的意見及び勧告
1. 個々のカロテノイド/キサントフィルの規格の導入と既存の規格の変更/補足を勧告する。
2. β-カロテンのカロテノイド/キサントフィル着色料リストからの除外と個々のカロテノイド/キサントフィルの最大含量の導入を勧告する。
3. カンタキサンチンの消費者の安全性はADIに基づく。アスタキサンチンの安全性評価はADIが設定された後に完了できる。
4. 総暴露量に基づく消費者の安全性の結論は不確実性があるため、個々のカロテノイド/キサントフィルに許可される最大含有量は、赤、黄カロテノイドの併用をも考慮し、動物用製品に望む効果を得るための最大含有量に適合されるべきである。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 12/2009 (2009.06.03)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200912.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/feedap_op_e1098_yellow_carotenoids_en
,3.pdf?ssbinary=true
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。