食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02891240208
タイトル 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)、食品規制閣僚評議会第13回会合の共同コミュニケを公表
資料日付 2009年5月11日
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分類2 -
概要(記事)  豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)は、5月1日にシドニーで開催された豪州・NZ食品規制閣僚評議会第13回会合の共同コミュニケを公表した。その概要は下記のとおり。
1. 食品表示法及び政策の包括的見直し
 会合では食品表示法及び政策の包括的見直しに関する委託事項について合意した。見直し検討小委員会はまだ確認されていないが、公共政策、経済学、公衆衛生、法律、消費者行動及びビジネスの分野で知見と経験を持つ著名な人達で構成される予定となっている。小委員会の委員長には、見直し予算が獲得された後に閣僚評議会によって選ばれる独立した公共政策専門家が就任する。
2. 包装前面表示 (Front of Pack Labelling: FOPL)
 閣僚評議会は、FOPLの政策ガイドライン策定に関する関係者の協議が終了し、進展があったことに留意した。協議では、現在、FOPLについて多様な意見が存在することが確認された。政策ガイドライン案は、2009年10月の閣僚評議会会合に提出されることになっている。
3. 容器入りアルコール飲料に対する健康警告表示
 閣僚評議会は、アルコール警告表示に関する報告書及び危険なアルコール摂取に対する効果を検討した。報告書は、アルコール飲料の濫用及び若者の「一気飲み」を抑制するために出された豪州政府協議会(Council of Australian Governments)の発表に対応して策定された。閣僚評議会は本日、「一気飲み」を減らす広汎且つ総合的なアプローチの一環として薬物戦略に関する閣僚評議会が単一また調和のとれた対応が出来るようにこの報告書を提出することに合意した。
4. 豪州並びにニュージーランドの食品チェーンにおけるトランス脂肪酸
 閣僚評議会は、豪州並びにニュージーランドの食品供給と関連したトランス脂肪酸摂取に関する食事モデルについての経過報告書、トランス脂肪酸の食事からの摂取と健康に対する悪影響に関する最近の科学文献、また食品供給におけるトランス脂肪酸削減のために業界が行っている自主的取組の経過報告を受けた。トランス脂肪酸摂取に関する最終報告書は、2009年10月に閣僚評議会に提出される予定。
5. 共同食品基準条約改定交渉
 閣僚評議会は、「共同食品基準システムに関する豪州政府並びにニュージーランド政府間の協定」の改訂交渉が開始し、順調に伸展していることについて報告を受けた。
6. FSANZ提案P290-食品仕出し業者のための食品安全性プログラム
 閣僚評議会は、次回の会合に追加的助言が提出されるまでに、フード・サービス部門に対する政策ガイドライン(脆弱集団に対するフード・サービスに適用される現行の条件を除く)、「豪州における食品安全性管理-食品安全性プログラム」を見直すことに原則的に合意した。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/mediareleases/mediareleases2009/1may2009jointcommuni4328.cfm
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