食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02890700314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「塩化ナトリウムを25g/L以上含む深層地下水は食品に適さない」を公表
資料日付 2009年5月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「塩化ナトリウムを25g/L以上含む深層地下水は食品に適さない」(2008年11月27日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 ミネラルウォーターのナトリウム含量は、採取地により大きく異なる(0.0005g~3.4g/L)。ナトリウム含量が0.2g/Lを超えるミネラルウォーターは「ナトリウム含有」と表示しなければならない。ミネラルウォーターに「ナトリウム低量」と表示するためにはナトリウム含量が0.02g/L未満でなければならない。
 家庭で調理に使う塩は、約98%の成分が塩化ナトリウムである。食塩の多量摂取は、高血圧のリスク要因ではないかと議論されている。高血圧は心血管疾患及び腎疾患を誘発する可能性があるため、ドイツ栄養協会(DGE)は、食塩の一日平均摂取量を成人は6gに制限するよう助言している。チーズ、ソーセージ、パン、調理済み食品などの加工食品は、塩分が多い場合があるが、ミネラルウォーターも日々の塩分摂取にかなり関与している。
 BfRは、塩化ナトリウムを25g/L以上含む深層地下水をミネラルウォーターとして摂取する場合の健康影響を評価した。成人は当該水をコップ1杯飲むだけで、ドイツ栄養協会(DGE)が推奨する食塩の耐容一日摂取量(6g/日)に達する。従って安全ではなく、食品に適さない。
 本意見書の概要の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/245/deep_groundwater_with_sodium_chloride_levels_of_more_than_25_g_per_litre_is_not_suitable_as_a_food.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/tiefengrundwasser_mit_natriumchloridgehalten_von_ueber_25_g_pro_liter_ist_als_lebensmittel_nicht_geeignet.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。