食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02880990303 |
タイトル | 米国農務省動植物検疫局(APHIS)、全国動物個体識別システム(NAIS)の費用対効果研究結果を公表 |
資料日付 | 2009年4月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS)は、全国動物個体識別システム(NAIS:National Animal Identification System)の包括的な費用対効果研究の結果を公表した。概要は以下のとおり。 1. NAIS導入により連邦政府・州政府は、動物疾病管理撲滅計画に要する費用を大幅に節約できる。 2. トレーサビリティー強化でもたらされる国内・国際市場での経済利益の方が、動物疾病管理撲滅への取組みで節約できるコストよりも大きいとみられる。 3. 業界では、NAISを実施しない場合、海外市場への参入機会が減ることから、最大で年間132億ドル程度の大きな損失になるとみられる。 4. NAISへの参加水準が増すほど費用効果が上がり、現状の低い参加水準では経済的に実行可能性がおぼつかないとみられる。 5. NAISの費用負担内訳は牛業界が91.5%で、残りが豚・めん羊・家きん業界となっている。牛の耳標に関するものが牛業界コストの75%を占め、50頭規模の農家での耳標や耳標取付けに要する費用は、1頭当たり3.30ドル~5.22ドルと推定される。 6. 豚・家きん業界では、トレーサビリティーに必要なインフラが少なく、多くの場合個体識別装置を要しないことから低コストで済む。 7. トレーサビリティーは世界標準となりつつあることから、米国の世界的な競争能力に影響を及ぼすとみられる。 8. 牛業界でNAISを実施するための年間総コストは、90%の参加水準で1億7590万ドルと推定される。高額にみえるが、米国産牛肉製品の小売取引価格の0.5%にも満たない。 9. 取り引きされる家畜1頭当たりの平均コストは、牛5.97ドル、豚0.059ドル、めん羊1.39ドルとなる。家きんは、採卵鶏0.0195ドル、ブロイラー鶏0.0007ドル、七面鳥0.0020ドルとなる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
URL | http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2009/04/naisbca.shtml |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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