食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02880010188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、フランス人のトランス脂肪酸摂取量評価について意見書を提出 |
| 資料日付 | 2009年3月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)はフランス人のトランス脂肪酸(TFA)摂取量評価について食品総局(DGAL)から諮問を受け2009年2月20日付で意見書を提出した。 本意見書はフランス国民食事調査(INCA2)の新たな食品成分表及びデータに基づき、フランス人のTFA摂取量について評価した。 TFAの代謝や毒性、免疫応答性や肥満、メタボリック症候群、アテローム性動脈硬化症、がんなどの疾病リスク要因への影響に関する研究の見直しを行った。これらのデータによると、TFA摂取量が総エネルギー摂取量(TEI)の2%を超えると、心臓病が有意に増加することが示された。AFSSAは2005年4月の報告書でTFA摂取量上限値として2%を採用している。 工業的に合成したTFAをTEIの2%を超えて摂取すると、LDLコレステロールの増加及びHDLコレステロールの減少によって心臓病のリスクが増大することが明らかにされている。 反芻動物由来の天然TFAは、食事から摂取できるレベル(最大でTEIの1.5%)を摂取しても、心臓病リスクを示す脂質バイオマーカーが悪化せず、疫学調査ではリスク上昇の原因となるものではなかった。 1. 考察 フランス人のTFA摂取量は: ・反芻動物由来の平均TFA摂取量は、成人では総エネルギー摂取量(TEI)の約0.6%、子供では0.5%であった。95パーセンタイルでは、それぞれ0.9%及び0.7%である。これらの数値は、心臓病のリスクがないとされているTFA摂取量をかなり下回っている。 ・工業的に合成されたTFA平均摂取量は、成人ではTEIの0.4%、子供では0.5%である。95パーセンタイルでは、それぞれ0.6%及び0.7%である。 2. 結論 結論として、AFSSAは下記のように考える: ・フランス人の総TFA平均摂取量及び95パーセンタイル摂取量は、TEIの1~1.5%で、2005年に成人と子供の両方に適用するよう設定された2%の基準値を下回っている。 ・シミュレーションの方法が異なっていても、これらの摂取量レベルは2005年に比べ低いと考えられる。 ・TFAについては、現在のところ良く分かっていない、ストアブランド品、ディスカウント品、レストラン(外食)、手作り食品などの形態の食品由来のTFA摂取量をより正確に把握し、それらを全体を考慮して食事内容を改善することが必要である。これによって食品に含まれるTFA含有量の変動を抑え、結果としてTFA摂取量を抑制する。 ・総TFAの考察には、天然か工業的に合成したものかの区別が必要である。 ・フランス人の天然TFA摂取量は、TEIの0.5~0.9%で、心臓病リスクの懸念がないとされるTEIの1.5%以下に留まっている。 ・食品に含まれる工業的に合成したTFAには、工業的機能メリットしかない。よって、AFSSAは、暴露リスクを低減するため、食品及び動物飼料についてTFA使用量削減の取り組みを奨励するものである。工業的機能性のためにTFAを使用することを避ける解決策が必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/NUT2007sa0220.pdf |
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