食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02870810188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、除草剤グリホサート耐性及びアセト乳酸合成酵素阻害除草剤耐性遺伝子組換えとうもろこし98140の市場流通認可申請書について意見書を提出 |
| 資料日付 | 2009年3月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、除草剤グリホサート耐性及びアセト乳酸合成酵素阻害除草剤耐性を有する遺伝子組換えとうもろこし98140の種子及び二次製品を食品及び飼料用として輸入及び使用するための市場流通認可申請書について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け2009年2月5日意見書を提出した。 とうもろこし98140はたん白質GAT4621及びZM-HRAを発現するよう遺伝子を組換えたものである。GAT4621はグリホサート・アセチルトランスフェラーゼ(GAT)のひとつで、グリホサートを植物に無毒なN-アセチル誘導体に代謝して、除草剤耐性を付与する。ZM-HRAはアセト乳酸合成酵素(ALS)のひとつで、スルホニルウレア化合物、イミダゾリノン化合物、トリアゾロピリミジン類、ピリミジニルチオ-(またはオキシ-)安息香酸塩類及びスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン類の除草剤がALS酵素活性を阻害しないようにする。 98140の遺伝子組換えは、とうもろこしPHWVZ系の未熟胚にAgrobacterium tumefaciensを使って細胞形質転換(gat4621及びzm-hra発現カセット導入)を行ったものである。 GAT4621及びZM-HRA含有量はエライザで測定され、農薬散布を受けていない種子中のGAT4621は8.8μg/g乾燥重量及びZM-HRAは0.36μg/g乾燥重量で、受けた処置如何に係わらず同様の数値であった(2007年)。 98140の導入遺伝子の安定性は、サザンブロットで戻し交配2世代にわたり確認された。 98140はGAT4621たん白質を含むので、その種子中のアセチルアミノ酸NAG、NAA、NAThr、NASer及びNAGly含有量は対照より有意に高い。 ヨーロッパにおける98140の推定理論最大暴露量は0.25mg/kg体重/日(60kgの成人)で、GAT4621及びZM-HRAの推定理論最大暴露量は計算上それぞれ1.9μg/kg体重/日及び0.08μg/kg体重/日である。N-アセチルアミノ酸暴露量についても同様に計算して本申請書に添付すべきである。 GAT4621及びZM-HRAは、ヒトにとって毒性、免疫毒性、生物学的作用、薬理作用特性を有するたん白質データベースに登録されているものの構造と同等性はない。マウスの経口単回投与急性毒性試験2 ,000mg/kg体重で異常所見はない。またin vitro消化試験ではペプシン及びパンクレアチン胃腸消化液で速やかに分解する。 GAT4621を2.2μg/g及びZM-HRAを0.07μg/gを給餌したラットの90日間の亜慢性毒性試験データを統計分散分析法(ANOVA)で分析したところ、98140を給餌したラットのアルカリホスファターゼ(ALP)値が対照ラットと比べ有意に高い。 体重、摂取量、臨床観察、目の検査、行動、目視と顕微鏡生体病理検査では対照と有意差はない。 GAT4621及びZM-HRAたん白質は既知アレルゲンたん白質の配列と同等性はない。 結論: 導入遺伝子がコードしたたん白質GAT4621のアセチルトランスフェラーゼの作用が原因でアセチルアミノ酸含有量が有意に増加することを考慮すると、化学成分の分析結果からは遺伝子組換えとうもろこし98140と対照との同等性を結論付けることができない。 ラットの90日間亜慢性毒性試験ではグループ間の有意差はなかったが、98140を主成分とする飼料を給餌したラットでアルカリホスファターゼが有意に増加した。この事実を説明する補足情報及び申請者が根拠としている背景データの提出を要する。更に、NOAELsを算出できるように、98140を主成分とする飼料を給餌したラットのGAT4621とZM-HRA、及びNAAとNAGに対する暴露計算も試験データに含むものでなければならない。 その他にも下記のデータや情報の提出が必要である: - とうもろこし98140中で含有量が変わるアセチルアミノ酸に関する安全データ、及び - アセチルアミノ酸含有量が高い他の食品を摂取した場合と比較して、とうもろこし98140の二次製品を摂取した場合に(とうもろこし98140中で含有量が変わる)アセチルアミノ酸がヒトに及ぼす影響評価。 これらの情報なしには、AFSSAは遺伝子組換えとうもろこし98140の安全性を決定することができない。 これらのとうもろこしにグリホサートを使用することについては、とうもろこし98140市場流通認可前に、欧州当局の評価を受けることが必要であることを付言する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2008sa0357.pdf |
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