食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02870750149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、貝毒のサキシトキシン類に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2009年4月17日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月17日、貝類中の海産自然毒サキシトキシン類(Saxitoxin (STX) group)に関する科学的意見書(2009年3月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 30種以上のSTX類似体が同定されており、STX、NeoSTX、GTX1及びdc-STXが最も毒性があるとみられる。STX類の毒性学的データベースは限られており、腹腔内投与後の急性毒性に関する研究例がほとんどである。高速液体クロマトグラフ法(HPLC)を用いるモニタリング目的のため、検出した類似体をSTX当量で表す毒性等価係数(TEF)が適用されている。より高度な知見が入手可能になるまで、科学パネル(CONTAM)は、マウスの腹腔内投与による急性毒性試験に基づき、STX = 1、NeoSTX = 1、GTX1 = 1、GTX2 = 0.4、GTX3 = 0.6、GTX4 = 0.7、GTX5 = 0.1、GTX6 = 0.1、C2 = 0.1、C4 = 0.1、dc-STX = 1、dc-NeoSTX = 0.4、dc GTX2 = 0.2、GTX3 = 0.4及び 11-hydroxy-STX = 0.3のTEFを提案する。 2. 動物又はヒトに対するSTX類の慢性影響に関するデータがないため、当該パネルは、耐容一日摂取量(TDI)を設定できなかった。500人以上のヒトの中毒症例に関する入手できる報告例から、最小毒性量(LOAEL)を1.5μg STX当量/kg体重の領域に設定することが可能である。多くの人たちが高摂取量で有害作用を受けなかったため、このLOAELは感受性の高い人に対する作用の閾値に近いと思われる。したがって当該パネルは、このLOAELを除して無毒性量(NOAEL)を算出する係数として3が十分であると結論し、0.5μg当量/kg体重の急性参照量(ARfD)を設定した。体重60kgの成人が0.5μg STX当量/kg体重の急性参照用量(ARfD)を超えないためには、貝肉のSTX類含有量は、30μg STX当量/400g貝肉未満 (75μg STX当量/kg貝肉未満に相当)が望ましい。 3. 当該パネルは、毒性にかなり相違が存在すること、確定された類似体の数が異なること、欧州諸国で適用されている分析方法の定量限界が様々であること、及び数量化できないサンプル数が多いことを考慮すれば、EU諸国におけるSTX類の食事暴露量を推定するには不確定要素が多すぎると結論した。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 9/2009 (2009.04.22) http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200909.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/contam_op_ej1019_saxitoxin_marine_biotoxins.pdf?ssbinary=true |
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