食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02870580343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、メキシコ及び米国で発生した豚由来インフルエンザで警戒態勢 |
資料日付 | 2009年4月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)、メキシコ及び米国で発生した豚由来インフルエンザで警戒態勢を敷いた。2009年4月26日、12時現在の状況は下記のとおり。 メキシコと米国の衛生当局は豚由来のインフルエンザA型ウイルス(H1N1)によるヒト集団感染を確認した。このウイルスはヒトの通常の季節性インフルエンザウイルスH1N1とは異なる。このウイルスのヒト・ヒト感染が確認された。 1. 疫学状況 米国では11例が確認され、その内7例がカリフォルニア州、2例がテキサス州及び2例がカンサス州である。死者はなく、症状は軽い。 メキシコでは感染現象は広範囲で深刻である。この疾病は今日までにメキシコの4地方に及んでいる。 (1) メキシコ市:届出854例の内死者59名 (2) San Luis Potosi州:24例の内死者3名 (3) Mexicali(米国国境に近いBaja California州):4例の内死者2名 (4) 様々な地方で症例が明らかになりつつある。Oaxacaで死者1名の報告があるが未確認。 現時点ではアメリカ大陸以外では豚由来のインフルエンザA型(H1N1)感染は確認されていない。 2. フランスの状況 フランス厚生・連帯省により状況を監視するための警戒態勢が敷かれた。 感染地からフランスに上陸した豚インフルエンザH1N1の発生を迅速に発見するために、フランス衛生監視研究所(InVS)と保健総局(DGS)はインフルエンザの症例を下記のように定義した。 急性の呼吸器系の症状を示す患者には、 (1) 一般的症状:38℃を超える発熱、節々の痛みと倦怠感、無気力 (2) 呼吸器系の症状:咳、呼吸困難 これらの症状が始まった日の7日前から次の事項が当てはまれば、インフルエンザの症例であることが疑われる。 (1) カリフォルニア州のサンジエゴまたはインペリアル(カリフォルニア南部)に滞在したことがある (2) テキサス州のサンタアントニオ(メキシコとの国境に近い)に滞在したことがある (3) メキシコのメキシコ特別市、San Luis Potosi、Baja Californieに滞在したことがある (4) 発症前の24時間以内にインフルエンザの可能性が疑われる、可能性がある、確認された症例と密接な接触があった 4月25日にインフルエンザの可能性がある症状を示した2例は隔離した。今日までに届出のあった他の4名については調査中。 3. 勧告 上記のインフルエンザの可能性がある症例の定義の基準に当てはまる人は救急センター(電話番号15)に電話をすること。 隔離設備のあるノイラミニダーゼ阻害薬治療が行える最寄りの病院に入院し、インフルエンザ診断の確認を待つ。 インフルエンザの可能性がある症例と密接な接触があった人は自宅から出ないよう、また外部の人と接触を避けること。発熱または呼吸器に症状が出た場合は救急センター(電話番号15)に連絡すること。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/derniere_minute/default.asp |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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