食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02840820149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新開発食品成分として「Blakeslea trispora由来リコピンの冷水分散性製品」の安全性に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2008年12月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月19日、新開発食品成分として「真菌Blakeslea trispora由来リコピンの冷水分散性(Cold Water Dispersible: CWD)製品」の安全性に関する科学的意見書(15ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 欧州委員会(EC)に諮問を受けて、当該リコピンCWD製品の安全性に関するEFSAの科学パネル(NDAパネル)の意見が求められた。B. trispora由来リコピンは、トマトが生成するリコピンと同じ経路で、真菌B. trisporaによって生合成される。B. trisporaリコピン10%CWD製品及び20% CWD製品由来のリコピンの生物学的利用能に関する情報は提出されていない。しかし、当該10%CWD製品及び20% CWD製品由来のリコピンの生物学的利用能は、安全上の懸念を引き起こすかもしれない他のリコピン製品の生物学的利用能と変わらないと思われる。申請者は、B. trispora由来リコピンを5mg/kgのレベルで、飲料、穀類製品、フルーツ製品、ナッツ製品、乳製品、砂糖及び菓子製品の食品成分として使用することを求めている。 2. 申請者は、上記食品の摂取に基づく推定摂取量を提出している。NDAパネルは、(1)食品由来リコピンの通常摂取、(2)サプリメント由来のリコピン摂取、(3)食品着色料として使用されたリコピンの摂取について検討した。使用者ベースで、英国人でCWDとしてリコピンを摂取する者における最も高い平均摂取量は十代男性の3.54mg/人/日 (0.07mg/kg体重/日)、最も高い95パーセンタイルの摂取量も十代男性の8.16mg/人/日(0.16mg/kg体重/日)と推定された。体重ベースでは、小児がCWDとしてリコピンを最も多く摂取しており、推定平均摂取量は0.15mg/kg体重/日、全摂取者における95パーセンタイルの推定摂取量は0.37mg/kg体重/日であった。EFSAの科学パネル(AFCパネル)による最近の意見書で、食品着色料としてのリコピンに対する1日総暴露量の平均はおそらく2 mg~6mgで、1日総暴露量が高い場合は23mgに達しうることが留意された。AFCパネルは、天然の食物と食品着色料からの暴露が時折重なり、リコピンへの高暴露量が1日あたり43mgに達する場合を除外しなかった。 3. 全体的にみると、申請されたレベルでB. trispora由来リコピンを使用した場合のリコピン摂取によってリコピンの1日総摂取量が大幅に増えて、平均1日総摂取量が9.8mg/日~14.5mg/日に達し、摂取量が高い場合は23 mg/日~51mg/日におよぶとNDAパネルは結論づけた。こうした摂取量の値は、体重60kgの人では0.16 mg~0.24mg/kg体重/日、並びに、0.38 mg~0.85mg/kg体重/日に相当し、特に高摂取者の推定では、食品に含まれる天然由来リコピンを含めた全摂取源由来のリコピンについてEFSAが最近設定したGroup ADIの0.5mg/kg体重/日を超えうる。 4. NDAパネルは、B. trispora由来のリコピン10%CWD製品及びリコピン20% CWD製品は、他の供給源由来のリコピンと同様に安全であると結論づけた。また、NDAパネルは、平均的摂取者によるB. trispora由来のリコピン10%CWD製品及びリコピン20% CWD製品、並びに、他の供給源由来リコピンの摂取量は当該ADI未満であると結論づけた。しかし、リコピン製品摂取者の一部は、0.5mg/kg体重/日の当該ADIを超える可能性がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/nda_op_ej893_lycopene_cwd_en.pdf?ssbinary=true |
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