食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02830260149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、子豚等に用いる飼料添加物としての製剤Natugrain TS (エンド-1 , 4β-キシラナーゼ及びエンド-1 , 4β-グルカナーゼ)の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2008年12月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月17日、子豚(離乳後)、肉用鶏、採卵鶏、肉用七面鳥及びアヒルに用いる飼料添加物としての製剤Natugrain TS (エンド-1
, 4β-キシラナーゼ及びエンド-1
, 4β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(21ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)の諮問を受けて、当該製剤に関するEFSAの飼料添加物、並びに、遺伝子組換え体に関する2つの科学パネルの科学的意見が求められた。
2. 当該添加物は、2種類の剤形すなわちNatugrain TS L (液状)及びNatugrain TS (固形)として生産される。いずれの製剤も、Aspergillus nigerの遺伝子組換え菌株が産生した2種類の酵素である熱安定性エンド-1
, 4β-キシラナーゼ及び熱安定性エンド-1
, 4β-グルカナーゼを含有している。当該2酵素をコードする遺伝子は、耐熱性子嚢菌Talaromyces emersoniiにそれぞれ由来し、クローニングで複数コピーし、酵素収量を増やすために生産株A. nigerに導入される。当該酵素製剤には培養可能な生物は含まれておらず、また、組換えDNAのレベルは検出限界の100ngDNA/g固形酵素製剤及び17ngDNA/ml液状酵素製剤を下回る。
3. 当該固形製剤及び液状製剤の有効性は、申請された各最小用量―肉用鶏(50mg/kg)、採卵鶏(100mg/kg)、肉用七面鳥(100mg/kg)及び子豚(100mg/kg)―で証明されている。肉用アヒル(50mg/kg)における有効性は、肉用鶏及び肉用七面鳥における有効性に基づいた外挿法によって推定できる。申請者が提出した耐性試験に基づくと、当該固形製剤及び液状製剤は、申請された各最大用量において標的動物種に安全であると考えられる。
4. 2種類の試験において変異原性が認められなかったこと、並びに、90日間試験において本製剤に関連するいかなる作用も認められなかったことを考慮すると、Natugrain TSを動物用飼料添加物として使用しても、消費者に対するリスクはないと結論づけられる。Natugrain TSの有効成分はたん白質であり、動物の消化管を通過中に分解/不活性化される。したがって、環境に対するリスクは予見されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/feedap_op_ej914_natugrain_en
,3.pdf?ssbinary=true
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