食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02810130188
タイトル フランス衛生監視研究所(InVs)、フランス北西部におけるサルモネラ集団食中毒疫学調査報告書(2008年7~8月)
資料日付 2009年2月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVs)は2月12日、フランス北西部におけるサルモネラ集団食中毒疫学調査報告書(2008年7~8月)を公表した。概要は下記の通り。
 2008年8月29日、フランス国立サルモネラ・リファレンス・センター(CNR Salmonella)はフランス衛生監視研究所(InVS)にSalmonella Puttenによるサルモネラ症が4件発生したことを通知してきた。この血清型のサルモネラ症の発生例は2004年以来1症例のみと極めて少ない。
 ウール県、マンシュ県及びイル-エ-ヴィレーヌ県の生物・医学分析試験所によって2008年7月31日から8月12日の間に菌株が分離された。共通の暴露源を見つけて必要な措置をとるために、InVS疫学調査西部支部は聞取り調査及び動物衛生検査を実施した。CNR Salmonellaは7月15日から9月15日の間に、確定症例の1名からS. Puttenを分離した。カルヴァドス県、イル-エ-ヴィレーヌ県、ロワール-アトランティック県及びマンシュ県の在住者で、確定症例患者の周辺で下痢と発熱の症状を24時間以上呈している不確定症例9名をこの期間に検査し、8名が確定した。年齢中央値は42歳(9~81歳)であった。主な症状は下痢と腹痛であった。2名が入院した。
 全ての症例において最初の症状が現れる前の数日間にビーフフレッシュハンバーグを食べていた。6名は生もしくはほとんど生で食べていた。6症例は同じ系列店で製品を購入しており、この系列店には地域の牛肉加工業者1社が生牛挽肉を卸していた。この食肉加工業者の自主検査で、7月24日に製造されたビーフフレッシュハンバーグ及び8月6日に製造され卸売りされた挽肉から血清型Puttenが分離された。調査開始が遅すぎたため、汚染商品製造ロットのリコールには間に合わなかった。この事件で加熱不十分な牛挽肉が、サルモネラ症集団食中毒発生に大きく関与していることを再確認することとなった。
 フランス北西部におけるサルモネラ集団食中毒疫学調査報告書(2008年7~8月)(23ページ)は下記のURLから入手可能:
http://www.invs.sante.fr/publications/2009/cas_salmonella_putten_nord_ouest/cas_salmonella_putten_nord_ouest.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/publications/2009/cas_salmonella_putten_nord_ouest/index.html
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