食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02790320188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、グリホサート除草剤耐性及びコウチュウ目害虫抵抗性遺伝子組換えとうもろこしMON88017の認可申請について意見書を公表 |
| 資料日付 | 2009年1月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、欧州規則(EC) No.1829/2003に基づき、グリホサート除草剤耐性及びコウチュウ目害虫抵抗性遺伝子組換えとうもろこしMON88017の種子及び二次製品を栽培、輸入及び食用・飼料用として使用するための市場流通認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2008年12月5日付けで意見書を公表した。 遺伝子組換えとうもろこしMON88017は、CP4 EPSPSたん白質をコードする遺伝子の導入によりグリホサート除草剤耐性を、Cry3Bb1たん白質をコードする遺伝子の導入によりコウチュウ目害虫抵抗性を持たせたものである。 本申請は認可用途範囲に栽培を含めることを目的とし、先に提出された資料EFSA-CZ-2007-27を補足するものである。AFSSAはこれらの補足情報を検討したものの、本認可申請の栽培については判断を下していない。 1. 背景 先の2007年のAFSSAの申請資料(EFSA-CZ-2007-27)の評価で、AFSSAは食品及び飼料として従来種とうもろこしと同等の安全レベルであることを立証するために、次の情報が必要であるとした。(1)MON88017の遺伝子導入がとうもろこしのゲノムの機能領域で行われているか否かを示す情報。(2)一日分の食料に含まれるCP4 EPSPSたん白質量。 2.遺伝子組換え植物及び挿入配列・欠失配列に関する情報 挿入によって今までに存在しない配列が生じていないことを確認するため、バイオインフォマティクス(生物情報科学)試験を実施した。この分析は、インサートの末端部領域のリーディングフレーム6箇所で推定(putatives)オープンリーディングフレーム(ORF)領域を探すことである。8個以上のアミノ酸からなるペプチドを生成する可能性があるこれ等のORFの配列を、各種アレルゲン、有毒物質、ペプチドモチーフを登録しているデータバンクの配列と比較検証した(2008)。結果、推定ペプチドとデータバンク登録配列との間には有意な相同性はなかった。 3. 遺伝子産生物の発現 2006年に欧州で栽培したとうもろこしについて新たな試験を実施している。MON88017及び対照とうもろこしの葉、根、種子その他について成長段階別にCry3Bb1及びCP4 EPSPSたん白質の含有量をエライザ法で定量した。Cry3Bb1の種子中平均濃度は8.7μg/g乾燥重量、CP4 EPSPSは3.9μg/g乾燥重量であった。 4. 毒性 とうもろこしMON88017で発現するCP4 EPSPS及びCry3Bb1たん白質配列とデータベースに記載された毒性を有するペプチドの配列を比較した(2008年の分析)。CP4 EPSPSたん白質とBacillus cereusのスフィンゴミエリナーゼとの間で、配列の同一性は28.2%であることが再度確認された。これにより、毒性リスクは排除された。Cry3Bb1たん白質との比較では、データベースの毒性を有するペプチド配列と類似性はなかった。 前回の申請時に提出された混入割合11%及び33%での90日間の亜慢性毒性試験では、毒性はないことが判明している。 5. アレルギー誘発性 今回再度Cry3Bb1及びCP4 EPSPSたん白質とアレルギー誘発性たん白質配列の相同性を調査したが(2008年)、いかなる相同性も同定されなかった。 6. 栄養性評価 とうもろこしMON88017と対照とうもろこしの化学成分の同等性及び一日分の食料に含まれるマイコトキシンの含有量を調査した。定量検査でとうもろこしMON88017にCry3Bb1たん白質が存在することが認められた。但し、一日分の食料に含まれるCP4 EPSPSたん白質の量については情報がない。 7. 結論 AFSSAの結論は次のとおりである。(1)導入遺伝子挿入部位の情報、(2)毒性及びアレルギー誘発性を示すペプチドが登録されているデータベースにあるペプチドとの配列比較の更新、を考慮した上で、遺伝子組換えとうもろこしMON88017及びその二次製品に関し、従来のとうもろこし及びその二次製品と食品及び飼料として同等の安全レベルにある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2008sa0298.pdf |
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