食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02790210105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、ピーナッツバターによるSalmonella Typhimuriumアウトブレイク調査記者発表の最新口述録を公表
資料日付 2009年1月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は1月27日、28日および30日に、疾病管理予防センター(CDC)と共同で行ったピーナッツバターによるSalmonella Typhimuriumアウトブレイク調査に関する記者発表の最新口述録を公表した。概要は以下のとおり。
1.2009年1月27日
(1)FDAは2009年1月9日からのPeanut Corporation of America(PCA)のジョージア州Blakely工場の調査を本日完了した。製造工程に多数の適正製造規範不適合があるとして、同工場に対してFDA483(観察指摘)を発行した。2007年と2008年に内部検査で約12回サルモネラ属菌を検出しながら、他の機関での再検査の後に製品を製造していたことが判明した。今回の調査でも工場の環境サンプルからサルモネラ属菌の陽性反応が出た。
(2)1月25日時点で患者数は43州501人、カナダ1人で、108人が入院、8人が死亡している。患者の半数は16歳以下で、全体の21%は5歳未満である。
疫学調査から、2ブランドのピーナッツバタークラッカーが今回のアウトブレイクに強く関与していると見られるが、患者全員がクラッカーを食べてはいないので、クラッカーのみが原因とは考えられない。
(3)原因菌であるSalmonella Typhimuriumは、ミネソタ州の開封容器、コネティカット州の未開封容器、およびカナダの未開封のクラッカーから検出されたが、以前に工場の床から検出された2株は異なる血清型で、こちらの血清型からはヒトの感染症は報告されていない。
(4)サンプル検査に関しては、同工場はジョージア州の管理下にあり、FDAに対して最終製品の内部検査の陽性結果の報告は要求されていない。
2.2009年1月28日
(1)PCAはジョージア州Blakely工場の2007年1月1日以降製造された全製品をリコールしている。現在同工場は製造を止めている。
(2)アウトブレイクに関与しているサルモネラ属菌の血清型は、Typhimurium以外は証拠がまだ得られていない。
(3)工場の問題点は、清掃計画とその工程、およびFDAが要求するサルモネラ汚染抑制活動の欠如であった。
(4)同工場は、2007年から2008年に製品の内部検査でサルモネラ陽性の結果が出た後、外部のラボに恐らく別のサンプルを提出し、陰性結果を得て製品を出荷していた。サルモネラ属菌はピーナッツバターなどでは製品中の小さなくぼみに存在することがあり、同一製造ロットの製品でもサルモネラ陽性、陰性両方のサンプルが採取されることがある。
(5)今回のCDCと州による調査結果から、PCAのBlakely工場が今回のS.Typhimuruimによるアウトブレイクの感染源であることが示された。
(6)死亡した患者8人は全員が59歳以上であった。
http://www.fda.gov/bbs/transcripts/2009/transcript012809.pdf
3.2009年1月30日
(1)2008年4月から11月にかけて、カナダがPCAの刻みピーナッツ製品の輸入を拒否していたという報告があった。原因は金属片の混入で、返送された製品はFDAの指示の下PCAが廃棄した。
(2)PCAがBlakely工場の全製品にリコールを拡大したことにより、取引先はさらに350社増えた。FDAは当初の取引先約77社の訪問を終え、今後350社を訪問し、製品の流通過程を追跡していく。
(3)FDAは現在、司法省のPCA捜査に関連する強制調査を実施している。
(4)店頭の国内主要ブランドの瓶入りピーナッツバターからは汚染の証拠は出ていない。
(5)ドライローストピーナッツ、オイルローストピーナッツにもリコールが拡大されているが、これらから直接的な証拠は出ていない。
(6)PCAの他の2工場(バージニア州、テキサス州)は今回のアウトブレイクには関係していない。
http://www.fda.gov/bbs/transcripts/2009/transcript013009.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/transcripts/2009/transcript012709.pdf

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