食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02780450464 |
タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、「人獣共通感染症及び人獣共通病原体の2007年報告書」を公表 |
資料日付 | 2009年1月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は、「人獣共通感染症及び人獣共通病原体の2007年報告書」(67ページ/2008年7月付)を公表した。ヒト感染及び食品に係わる内容の概要は以下のとおり。 1. サルモネラ症 (1)ヒト症例数(食品由来):3 ,587人 (2)食品検査のサルモネラ属菌検出率:生の鶏肉8.3%(4/48)、生の七面鳥肉4.8%(4/84)、生の家きん肉8.9%(54/604)、加熱家きん肉または調理済製品0%(0/45)、生の牛肉1.7%(2/116)、生の豚肉1.3%(9/717)、乳・乳製品・チーズ0%(0/2 ,477)、食用卵0.6%(2/323) 2. カンピロバクター症 (1)ヒト症例数(食品由来):6 ,077人(73.4人/10万人、2006年:60.7人/10万人) (2)食品検査のカンピロバクター検出率:生の家きん肉36.1%(176/487)(2006年:18.3%、2005年:9.3%)、豚肉0.7%(1/143)、牛肉0%(0/20) 3. ブルセラ症 (1)ヒト症例数:1人(おそらく国外で感染) 4. リステリア症 (1)ヒト症例数:20人(0.24人/10万人)、死亡率20%(4/20) (2)食品検査のリステリア検出率:牛のチーズ0.3%(3/974)、めん羊または山羊のチーズ0%(0/226)、牛の生乳0.7%(1/134)、豚肉加熱製品8.5%(22/246)、家きん肉1.3%(1/77)、混合肉製品0%(0/133)、魚・魚製品6.7%(18/283) 5. トリヒナ(旋毛虫)症 (1)ヒト症例数:0人 (2)食品検査結果:豚5 ,410 ,886頭及び馬781頭のと体を検査したが、旋毛虫の幼虫は検出されなかった。 6. エキノコックス症 (1)ヒト症例数:多包虫症6人、単包虫症(おそらく、ほとんど国外で感染)11人 (2)食品検査結果:エキノコックス(単包虫)について、中間宿主となりうる家畜のと体を検査したが、検出されなかった。 7. 牛型結核菌による結核 (1)ヒト症例数:牛型結核菌(Mycobacterium bovis)感染1人、M. caprae感染1人 (2)食品検査結果:牛、めん羊、山羊及び豚のと体から牛型結核菌は検出されなかった。牛1頭からM. capraeが検出された。 8. ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC) (1)ヒト症例数:93人 (その内16人は溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発) (2)食品検査結果:食肉269件を検査し、3件(グラーシュ用牛肉1件及び合挽き肉2件)からVTECを検出。血清型は、O135:H4、O22:H8、O22:H40及びO91:H21の4種であった。牛、めん羊及び山羊の生乳112件からVTECは検出されなかった。 報告書の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.ages.at/uploads/media/Zoonoses_2007_01.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オーストリア |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
URL | http://www.ages.at/uploads/media/Zoonosen_2007_01.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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