食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02780420160
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第3巻2号を公表
資料日付 2009年1月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は1月16日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第3巻2号を公表した。今号の概要は下記のとおり。
1. 2008年第49~52週に複数箇所での発症例 (General Outbreak)として報告された食中毒
(1) AGW ウイルトシャー (AGW Wiltshire)地域の学校において食中毒により8名が発症し、Salmomella Enteritidis PT1が検出された。原因食品は不明。
(2) イースト・ミッドランド・ノース (East Midlands North)地域のレストランにおいて食中毒により3名が発症し、カンピロバクターが検出された。原因食品はチキンレバー・パフェ(chicken liver parfait)。
2. 2008年11月にHPAにおいて記録されたイングランド及ウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は655件で、その血清型はS. Enteritidis PT4が68件、S. Enteritidis(他のPTs)が194件、S. Typhimuriumが131件、S. Virchowが22件、またその他が240件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2008年第49週~52週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で2
,303件、2番目がノロウイルスによるもので1
,097件、3番目がサルモネラ属菌によるもので257件、次いでクリプトスポリジウム症が245件、ロタウイルスが238件、ジアルジア属が207件、ソンネ赤痢菌が50件、腸管出血性大腸菌O157が24件と続いている。
 2008年第1~52週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌及びソンネ赤痢菌については、2007年同期に比べて以下のとおり減少している。(カッコ内は2007年同期件数)
カンピロバクター: 49
,173件 (51
,696件)
サルモネラ属菌: 9
,654件 (11
,761件)
ソンネ赤痢菌: 828件 (979件)
 他方、腸管出血性大腸菌O157、ロタウイルス、ノロウイルス、クリプトスポリジウム症及びジアルジア属は前年同期と比較し以下のとおり若干増加している。(カッコ内は2007年同期)
腸管出血性大腸菌O157: 932件 (822件)
ロタウイルス: 13
,860件 (13
,019件)
ノロウイルス: 6
,622件 (5
,945件)
クリプトスポリジウム症: 4
,095件 (3
,060件)
ジアルジア属: 3
,294件 (3
,021件)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/
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