食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02780270344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、生乳の集荷・輸送自主規制ガイドのHACCPに関する評価意見書
資料日付 2008年12月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は、生乳の集荷および輸送に係わる業界自主規制ガイドのHACCPについて評価意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 本意見書は食品安全の見地から、「集乳所における生乳の受領」と「輸送及び受領後の輸送」段階で生じ得る危険への是正対策の受容性について実施した評価に関するものである。受領時に「生乳の温度が高い(10℃超)ことに起因する病原体の増加」の危険と、「異物による汚染」の危険がそれぞれ焦点となる。
 科学委員会は1つ目の危険性について、加熱処理を行わない生乳と行う生乳との間に区別を設けるべきものと思料する。
1. 生乳を集乳所に卸下する際の温度が10℃を超える場合、生乳を主成分とする製品の処理にこれを用いることは、食品安全の見地から受け入れられない(EU規則 N°853/2004に定めるものを除く)。
2. 加熱処理を行う生乳については、事後の処理を行えばヒトの摂取に適する生乳と、処理を行っても摂取不適な生乳とを判別するための手段として、pH測定に依存するのは好ましくない。受け入れられる代替手段として、アデノシン三リン酸(ATP)法による微生物総数の測定法がある。
 2つ目の異物による汚染の危険性については、案件ごとに、また異物の性質ごとにリスク評価を行い、自主規制ガイドに記載されている是正措置の有効性を検証すべきものと思料する。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS33-2008_FR_DOSSIER2008-17.pdf
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