食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02780080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価80:脂環式ラクトン類、ラクトン環縮合脂環式化合物及びラクトン環縮合芳香族化合物に関する科学的意見書を公表
資料日付 2008年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、香料グループ評価80:脂環式ラクトン類、ラクトン環縮合脂環式化合物及びラクトン環縮合芳香族化合物に関する科学的意見書(23ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 科学パネルは、JECFAが評価を実施した16の脂環式ラクトン類、ラクトン環縮合脂環式化合物及びラクトン環縮合芳香族化合物を香料グループ評価80として評価することとした。これらの物質のうち、1物質(ジヒドロ-5-((Z
,Z)オクタ-2
,5-ジエニル)-2(3H)-フラノン)はEUに登録されておらず、4物質(FL-No.10.034、10.036、10.169及び13.012)はα
,β-不飽和ケトンの前駆体であり、他のα
,β-不飽和ケトン及びアルデヒドと共に別途、評価検討される。
2. パネルは残りの11物質について、JECFAが香料グループ評価27の芳香族ラクトン、香料グループ評価10のラクトン類に構造的に類似し、当該11物質の加水分解物が香料グループ評価09及び18における第2級及び第3級アルコール類と構造的に類似すると結論付けた。
3. パネルは11物質のうち、10物質についてはJECFAが実施した評価手順に同意したが、1物質(FL-No.:10.072)については、適切な無毒性量のデータがないため、追加データを要求した。6物質(FL-No.:10.050、10.061、10.069、10.070、10.072及び13.161)に関しては、米国の生産量からMaximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)を推定しているため、欧州の生産量データが必要であるとした。
4. 今回評価を行った11物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要があるが、6物質(FL-No.:10.050、10.061、10.069、10.070、10.072及び13.161)については立体異性体の構成に関する情報、1物質については成分についての情報が欠けている。
5. パネルは6物質については欧州における製造量に関する情報が欠けている等の理由から結論を留保し、残り5物質についてはJECFAがMSDIを用いて出した「香料として使用した場合の摂取量では、安全性に懸念が生じることはない」という結論に同意した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_ej919_fge80_op_en.pdf?ssbinary=true
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