食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02780060149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価11改訂1:脂肪族ジアルコール類、ジケトン類及びヒドロキシケトン類に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2008年12月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、香料グループ評価11改訂1:脂肪族ジアルコール類、ジケトン類及びヒドロキシケトン類に関する科学的意見書(48ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 今回の香料物質は、α-ジケテン類、これらのアルコール類、又はケタール類の6物質及びβ-ヒドロキシケトン1物質に関して評価を実施した。7物質のうち、1物質は、2つのキラルセンターを、2物質は1つのキラルセンターを、1物質は4つの異性体の混合物であるが、商業香料製品にどの異性体が主に含まれているかの情報は提出されていない。4物質が構造クラスⅠに、3物質は構造クラスⅡに属しており、この中で5物質は、広範囲の食品中に天然に産生することが報告されている。 2. 初期値によるMSDIにおいて、これらの7香料物質の欧州における推定摂取量は0.0012~3.0μg/人/日となり、構造クラスⅠの閾値(1 ,800μg/人/日)及び構造クラスⅡの閾値(540μg/人/日)を下回った。遺伝毒性に関しては、限定した物質にのみデータがあり、その遺伝毒性は適切に評価されていないが、これらの物質を香料として評価を不可能とするほどではない。 3. これらの7物質は、無毒な物質に代謝されると考えられる。 4. これらの結果から、パネルは7物質については、MSDIによる香料物質としての推定摂取量からは、安全性についての懸念はないと結論した。 5. パネルはMSDIの方法では、摂取量を低く推定する可能性があるため、産業界から提供された通常の使用量に基づいたmodified Theoretical Added Maximised Daily Intake (mTAMDI)による摂取量推定を実施したところ、構造クラスⅠの4物質においては1 ,600から3 ,900μg/人/日となり、1物質(FL-No.:02.133)が構造クラスⅠの閾値(1 ,800μg/人/日)を超え、構造クラスⅡの3物質の推定量は1 ,500~1 ,600μg/人/日となり、構造クラスⅡの閾値(540μg/人/日)を超えた。よって閾値を超えた4物質については、更に信頼性のある暴露データが必要であるとした。 6.今回評価を行った当該香料物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要があるが、4物質に関し、キラリティー及び混合物の組成に関する情報が欠けている。 7. 最終的な評価では、上記4物質を除いた3物質については、安全性についての懸念はないと結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_ej493_fge11rev1_op_en.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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