食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02770110188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、硫酸アンモニウムのワイン醸造用固定化酵素としての使用認可について意見書を公表 |
| 資料日付 | 2009年1月19日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、硫酸アンモニウムをワイン醸造用固定化酵素としての使用を認可する件について競争・消費不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて、2008年11月7日付けで意見書を公表した。概要は下記のとおり。 硫酸アンモニウムは1997年10月2日付省令付属書IVで食品添加物として認可(用途制限無し)されている。また、2006年10月19日付省令で食品加工助剤(リンゴ酒、ペリー酒:醗酵用加工助剤、最大残留値0.3g/L)としても認可されている。 本件は乾燥工程の酵素生産性を高めると共に、貯蔵中の液体中における酵素安定性を改善する目的で使用するものである。ワイン醸造では既に、窒素化合物の欠乏で酵母菌醗酵停止リスクが生じた場合にアンモニウム塩が使用されている。欧州において認可されているアンモニウム塩は硫酸アンモニウムとリン酸アンモニウムの2種類である。共に使用量等の最大限度は300mg/Lである。 最近発表されたラットの52週間慢性毒性試験及び104週間発がん性試験で、最大3%の硫酸アンモニウムを含む食品の投与により、腎臓及び肝臓重量の有意な増加が観察されているが、発がん性は観察されていない。ここでは、著者は雄と雌の無毒性量(NOAEL)をそれぞれ256mg/kg体重/日と284mg/kg体重/日としている(Ota et al. , 2006)。 申請者は酵素の使用量を5g/hL(ヘクトリットル)及び飲酒量をワイン1本/日とした最大暴露量計算値を提示している。この条件であればワインの酵素量5g/hLは50mg/L又は37.5mg/瓶1本(750mL)に等しい。酵素製剤中の硫酸アンモニウム含有量が5%(w/w)とすると、ワインによる硫酸アンモニウム摂取量は約1.9mg/日となる。体重60kgの消費者の暴露量は約0.03mg/kg体重/日となる。 Ota et al.の研究によるNOAELから、暴露係数は男性8 ,200、女性9 ,200となる。30mg/hLの硫酸アンモニウム使用では、消費者の暴露量は約0.18mg/kg体重/日で、Ota et al.の研究によるNOAELの約1 ,400の1及び1 ,600の1以下に留まる。 結論としてAFSSAは、本意見書に記す用量であればワイン醸造に固定化酵素として硫酸アンモニウムを使用しても消費者にリスクを呈するものではないと思料する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/AAAT2008sa0192.pdf |
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