食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02770070149
タイトル 欧州食品安全機関（EFSA）、香料グループ評価79：EFSAが評価したアミノ酸に構造的に類似したアミノ酸及びその類似物質に対するJECFAの評価を考察した科学的意見書を公表
資料日付 2008年11月14日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　欧州食品安全機関（EFSA）は11月14日、香料グループ評価79：EFSAが評価したアミノ酸に構造的に類似したアミノ酸及びその類似物質に対するJECFAの評価を考察した科学的意見書(46ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. AFC科学パネルは、JECFAが評価を実施した19種類のアミノ酸及びその類似物質を、EFSAが実施した9種類の構造的に類似のアミノ酸の評価（香料グループ評価26）に関連づけて、香料グループ評価79として評価するとこととした。
2. パネルはJECFAが実施した今回の19物質の評価に同意した。アミノ酸は、他の食品中の成分と加熱により反応する可能性があり、生成した混合物は通常「加工時フレーバー」と言われ、今回の評価の対象ではない。よって、今回の評価対象は、個々のアミノ酸で熱加工を伴わず、そのままの状態で使用されるアミノ酸及びその類似物質である。
3. JECFA評価による5物質は、米国の生産量からMaximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)を推定しているため最終的な評価実施には、欧州の生産量データが必要である。
4. 9種類のL-アミノ酸、グリシン及びα-イミノ酸に関しては、香料物質としての利用から予測される暴露量よりも、ヒトに対する食品からの暴露量が桁違いに多いことから、今回の評価手順で評価するのは不適当である。従って、この手順で評価は行われないが、香料として使用されたことにより予測される摂取量では、安全性への懸念はないと結論した。9種類の内、2物質（FL-No.：17.003及び17.026）については、欧州の生産量データがないため、評価を保留した。
　JECFAが評価を実施した8種類のアミノ酸及びその類似物質の内、3物質（FL-No.：16.056、17.001及び17.015）は欧州の生産量データがないため、評価を保留した。
　上記の結果から、残りの5物質についてはJECFAがMSDIを用いて出した「香料として使用した場合の摂取量では、安全性に懸念が生じることはない」という結論に同意した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源（公的機関） 欧州食品安全機関（EFSA）
情報源（報道） 欧州食品安全機関（EFSA）
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej870_FGE79_%20consideration_%20of_%20amino_%20acids_%20and_%20related_%20substances_en.pdf?ssbinary=true
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