食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02750440330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第2巻50号を公表
資料日付 2008年12月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第2巻50号を公表した。今号の概要は下記のとおり。
1. 2008年第45~48週に複数箇所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒
(1) AGWウイルトシャー (AGW Wiltshire)地域の学校で食中毒により8名が発症し、Salmonella Enteritidis PT1が検出された。原因食品は不明。
(2) イースト・ミッドランズ・ノース(East Midlands North)地域のレストランにおいて食中毒で3名が発症した。カンピロバクターが検出された。原因食品は鶏レバー。
2. 2008年10月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は878件で、その血清型は、S. Enteritidis PT4が72件、S. Enteritidis (他のPTs)が347件、S. Typhimuriumが155件、S. Virchowが36件、その他が268件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2008年第45週~48週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で3
,315件、2番目がノロウイルスによるもので588件、3番目がクリプトスポリジウムによるもので477件、次いでサルモネラ属菌が368件、ジアルジア属が265件、ロタウイルスが237件、ソンネ赤痢菌が71件、腸管出血性大腸菌O157によるものが48件と続いている。
 2008年第1~48週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌及びソンネ赤痢菌については2007年同期に比べて以下のとおり減少している。(カッコ内は2007同期件数)
カンピロバクター: 46
,379件 (49
,005件)
サルモネラ属菌: 9
,006件 (11
,205件)
ソンネ赤痢菌: 757件 (951件)
 他方、腸管出血性大腸菌O157、ロタウイルス、ノロウイルス、クリプトスポリジウム及びジアルジア属に関しては、前年同期と比較し以下のとおりそれぞれ増加している。(カッコ内は2007年同期件数)
腸管出血性大腸菌O157: 908件 (686件)
ロタウイルス: 13
,607件 (12
,687件)
ノロウイルス: 5
,375件 (5
,003件)
クリプトスポリジウム: 3
,801件 (2
,931件)
ジアルジア属: 3
,060件 (2
,843件)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gen4548
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