食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02750020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、アルプス地方ブールジェ湖PCB公害で魚(ラバレ)汚染分析結果について意見書を公表
資料日付 2008年12月22日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ブールジェ湖(lac du Bourget:アルプス地方にある湖沼の一つ) のPCB公害調査でサンプリングした魚、ラバレのPCB汚染分析結果について食品総局(DGAL)から諮問を受け、2008年11月14日付で意見書を公表した。
1. 背景
 フランスの河川湖沼PCB汚染調査の一環として2006年から市場に出回っている淡水魚種の調査を行ってきた。ブールジェ湖の一回目の調査ではパーチとカワカマスを除き、ブールジェ湖の魚(ラバレ、ローチ、アルプスイワナ)に規制値を超えたダイオキシン及びダイオキシン様PCB類が検出された。 第一回目調査を補足するために第二回目のサンプリング調査を実施した(追加20検体の分析)。
 フランスでは、欧州規則(EC No.1881/2006)で通常市場にあって食に供することができる魚種について定めた8 pg TEQ/g生重量を基準値とすることが勧告されている。
2. サンプリングした魚、ラバレの調査結果
(1)第一回目(前回、2008年春)
 第一回目調査の結果にはバラツキがあり、サンプリング魚の適合性を判断するに至らなかった。即ち、適合ロットでは平均汚染量5.5 pg TEQ/g生重量で脂質は2%で、不適合ロットでは平均汚染量10.1 pg TEQ/g生重量で脂質は3.2%であった。全体(20検体)で平均汚染量は6.3 pg TEQ/g生重量、信頼区間95%では5.4~7.5 pg TEQ/g生重量である。
(2)第二回目(今回、2008年夏)
 20検体全部で平均汚染量は4.5 pg TEQ/g生重量、信頼区間95%では3.9~5.3 pg TEQ/g生重量である。
3. 結論
 2007~2008年サンプリング調査ではブールジェ湖で獲ったラバレは平均的にダイオキシン及びダイオキシン様PCBの現行規制値に適合している。
 季節的変動に関しては、2度のサンプリング調査の汚染レベルの間に有意差を認める結果となったが、現在までに得られたデータ(調査第一年目に実施した春夏の二回のサンプリング調査)からは、サンプリング時期によってラバレで観察されたダイオキシン及びダイオキシン様PCB汚染レベルに季節変動があると指摘するには尚早である。
 最初のサンプリング調査で観察された高いダイオキシン類(PCB-DL+PCCD/F)の平均汚染レベルは、年齢、雌雄の別、成長段階、環境条件に関する特殊要因などに関連があるかもしれないが、魚体の大きさや重量に無関係であった。脂肪分の量とは相関していた。最初の調査では、全部でラバレ六匹のみが基準超過で、二回目の調査では基準超過は全くなかった。
 ブールジェ湖の状況はアルプス山地の他の二つの湖(アヌシー湖、レマン湖)と比べると、殊に同じ魚種、同じ重量でも汚染程度にかなりなバラツキが認められるなど対照的であるので、AFSSAはブールジェ湖の環境条件に関する特殊要因をより良く理解するよう殊に環境の作用(温度作用、湖沼水流、堆積速度など)、PCB汚染源、年齢、雌雄の別、性的成熟度、底質断層について補足情報を収集することを推奨する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2008sa0339.pdf

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