食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02740270149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えとうもろこしNK603 x MON 810の生物学的影響に係るオーストリアの研究報告に関する審議について採択された議事録を公表 |
| 資料日付 | 2008年12月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月3日、遺伝子組換え(GM)とうもろこしNK603 x MON 810の生物学的影響に係るオーストリアの研究報告に関するパネル会合での審議について、採択された議事録を公表した。概要は以下のとおり。 1. 2008年11月11日、オーストリア連邦保健・家族・青年省が、研究報告「遺伝子組換えとうもろこしNK603 x MON 810のマウスを用いた長期繁殖試験における生物学的影響」を公表した。当該報告には、3種類の試験(生涯試験、多世代試験(MGS)及び継続給餌繁殖試験(RACB))が含まれている。報告書の著者らによると、生涯試験において、NK603 x MON 810の子実を給餌されたマウス群と対照群の生残率に統計学的有意差は示されなかった。また、MGS試験においても、NK603 x MON 810の種子を給餌されたマウス群と対照群の繁殖形質に有意差はなかった。 2. RACB試験は、米国国家毒性プログラム(NTP)が化学物質の試験用に開発したRACB試験の本来の実施条件を改変して行われた。雌雄のマウスを繁殖ペアとして約20週間飼育し、その期間を通じて継続的に仔を出産させた。GMとうもろこしを給餌した試験群の3回目と4回目の産出時における産仔数は、対照群に比べて統計的有意に少なく、且つ、試験群が4回目に産出した産仔のうち離乳期まで生存した数は、対照群に比べて統計的有意に少なかったと著者らは報告した。 3. EFSAの科学パネル(GMOパネル)は当該報告を検討し、以下の結論を下した。 (1)RACB試験について、要約した表59[訳注:表タイトル「Reproduction data of mice fed 33% isogenic (ISO) or genetically modified (GM) corn in their diet over several generations」]には計算間違いがあり、3回目と4回目の出産時の産仔に関するデータ処理に不一致がある。 (2)産仔数について、著者らは、標準的な方法であるところの出産したペアあたりの頭数ではなく、繁殖ペアあたりの頭数を数えていると思われる。 (3)統計解析におけるデータ解釈を著しく損なう方法論的欠陥が存在するようである。 4. 上記の理由により、個別データには適正な評価が求められる。また、繁殖方法に関する詳細な情報が必要である。特に、3回目及び4回目のペアリングで繁殖に失敗したペアが同じであるのか、あるいは別であるかを明確にすることが望ましい。繁殖能力の変化の可能性について結論を導き出す前に、本試験で用いられたマウス系統について検証されたパラメータの正常変動に関する知見(historical control data)が必要である。繁殖能力の低下の主張を評価するためには、発情周期及び精子形成、卵胞及び卵母細胞の各総数等の組織病理学的パラメータに関する知見がさらに必要である。GMOパネルはまた、試料の遺伝的な同一性及び特性に関する情報が十分ではないとした。 5. 提出されたデータに基づき、GMOパネルの意見は、本報告書からはいかなる結論も導き出すことはできないというものである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Event_Meeting/gmo_statement_austrianstudy_en.pdf?ssbinary=true |
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