食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02730160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ドデモルフ(酢酸ドデモルフの変形)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年10月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、農薬有効成分ドデモルフ(酢酸ドデモルフの変異型)のリスク評価のピアレビューに関する結論(60ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 哺乳動物における毒性試験において、ドデモルフは急速に最大40%位まで吸収され、体内に広範囲・均一に分布するが蓄積の可能性はない。ドデモルフは急速に実用上完全に排出され、かつ広範囲に代謝される。 ドデモルフは、低い経口及び経皮急性毒性を示す。刺激性、腐食性及び感作性により、Xi;R37「呼吸器系に刺激性がある」、C;R34「腐食性;熱傷を起こす」及びXi;R43「刺激性;皮膚感作性を引き起こす可能性」への分類が提案されている。 ラット、犬及びウサギにおける短期試験が実施され多。肝臓が主たる標的器官である。その中から犬における嘔吐、唾液分泌、排便における変化及び肝臓への影響を基に、最も低い無毒性量として8.2mg/kgを求めた。ドデモルフには、遺伝毒性の可能性はない。2年間のラットによる試験及び18ヶ月のマウスによる発がん試験において、体重増加率の減少(ラット・マウス共)及び肝臓への影響が観察されたが、腫瘍症例増加は観察されなかった。 生殖毒性に対する影響は観察されなかったが、ウサギにおける発達毒性影響(不規則的に先鋭化した胸骨分節等)が観察され、R63:「有害:出生前の子どもに害を与えるリスクのある可能性」への分類が提案された。 ドデモルフの一日摂取許容量(ADI)は0.082 mg/kg 体重/日、許容作業者暴露量(AOEL)を0.033 mg/kg 体重/日及び急性参照用量(ARfD)を0.33 mg/kg 体重/日に設定した。 使用される植物がヒト及び家畜へ供される可能性がないため、植物及び家畜における残留に関する挙動を調査・評価するデータの提供はなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr170_dodemorph_en_final ,0.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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