食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02730150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分テブコナゾールのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年10月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、農薬有効成分テブコナゾールのリスク評価のピアレビューに関する結論(109ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 哺乳動物における試験において、テブコナゾールは急速に完全に吸収され、体内に広範囲に分布するが蓄積の可能性はない。テブコナゾールは急速にかつ広範囲に排出・代謝される。 テブコナゾールは、中程度の経口急性毒性及び低い経皮及び吸気急性毒性を示す。眼及び皮膚への刺激性はない。入手可能なデータに基づいて、Xn ,R22「有害:飲み込むと有害」への分類が提案されている。 ラット、ウサギ及び犬における短期試験が実施され、その中から1年間の犬における副腎肥大を基に、最も低い無毒性量として3mg/kgを求めた。テブコナゾールには、遺伝毒性の可能性はない。2年間のラットによる試験及び21ヶ月のマウスによる発がん試験において、1匹のマウスのみに肝臓腫瘍が観察されたが、ヒトへの発がん性への関与があるとは見なされなかった。 2世代繁殖試験における生殖毒性に対する影響は観察されなかった。 ラット、マウス及びウサギにおける発達毒性試験により、これらの種に観察された影響(奇形、着床後の胚損失、胚の吸収)及び顕在的な母獣毒性が見られないことから、R63:「有害:出生前の子どもに害を与えるリスクのある可能性」への分類が提案された。 テブコナゾールのADI、許容作業者暴露量(AOEL)及び急性参照用量(ARfD)を、0.03 mg/kg 体重に設定した。 穀類等においてテブコナゾールは、主にトリアゾール誘導体(TDMs:1 ,2 ,4-トリアゾール、トリアゾールアラニン、トリアゾール乳酸)へ代謝され、専門家委員会では、親化合物であるテブコナゾールに加え、TDMsへの別途のリスク評価を実施すべきとの結論を出している。多くのテブコナゾール残留試験では、テブコナゾール単独で評価を実施し、TDMsについての評価は実施されていない。また、テブコナゾールを使用したことによる主要作物、連作作物及び動物由来の製品に関するTDMsの関与は、消費者リスク評価実施に当たり考慮されなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr176_tebuconazole_en_final ,0.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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