食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02730130149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シモキサニルのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年10月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、農薬有効成分シモキサニルのリスク評価のピアレビューに関する結論(116ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 哺乳動物における試験において、シモキサニルは飲み込むと有害であり、Xn ,R22「飲み込むと有害」への分類が提案されている。吸入及び経皮暴露により、低い毒性が示される。眼及び皮膚への刺激性はないが、Magnusson and Kligman試験において高い感作性を示すため、R43「皮膚接触により感作を生じる可能性がある」への分類が提案されている。 亜急性試験における標的器官は、睾丸(重量変化等)、副睾丸(巨視的変化等)、腎臓及び胸腺である。犬の1年間の短期試験における無毒性量(NOAEL)は、1.3 mg/kg 体重/日であり、ラット及び犬への睾丸への影響を基に、R48/22:「飲み込みによる長期暴露により顕著な健康被害を引き起こす危険性」への分類が提案されている。 高投与量においても、遺伝毒性及び発がん性の可能性は示唆されていない。 多世代繁殖試験において母獣及び産子への影響に関する無毒性量は、10.5 mg/kg 体重/日で、生殖毒性に関する無毒性量は、31.6 mg/kg 体重/日である。多世代繁殖試験において受精率には影響が見られていないが、ラット及び犬における睾丸の所見に基づき、R62:「受精率の劣化を引き起こす可能性」への分類が提案されている。ラットにおける発達毒性試験において、母獣及び発達毒性に関する無毒性量10 mg/kg 体重/日が示唆された。 母獣毒性を生じる投与量において、投与に関連した多くの症例(脳脱出、肋骨癒着、心室膨張等)がラット及びウサギの試験で観察された。これらの母獣及び発達毒性に関する無毒性量として8mg/kg 体重/日が設定され、R63:「有害:出生前の子どもに害を与える可能性」への分類を提案された。 シモキサニルのADIを、犬の1年間試験における無毒性量の1.3 mg/kg 体重/日に安全係数100を用いて、0.013 mg/kg 体重/日とし、急性参照用量(ARfD)をウサギにおける発達毒性試験における無毒性量及び安全係数100を用いて、0.08 mg/kg 体重/日を設定した。許容作業者暴露量(AOEL)を、犬の1年間の短期試験における無毒性量(NOAEL)、1.3 mg/kg 体重/日に、経口吸収75%で修正し、安全係数100を用いて0.01 mg/kg 体重/日と設定した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr167_cymoxanil_en_final ,0.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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