食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02720190314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「ブドウ中の残留農薬(プロシミドン1.2mg/kg)による急性の健康リスクはない」を公表 |
資料日付 | 2008年12月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「ブドウ中の残留農薬(プロシミドン1.2mg/kg)による急性の健康リスクはない」(2008年11月26日付/6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 環境保護団体グリーンピースが2008年11月24日に、ブドウ中の残留農薬の検査結果を公表した。これはドイツ、フランス、イタリア、オランダ及びハンガリーのスーパーマーケットで販売されていたブドウ124サンプルを検査したものである。1サンプルから殺菌剤プロシミドンが1.2mg/kg検出され、グリーンピースは、急性参照用量(ARfD)を超過するため消費者(子供及び成人)に急性の健康リスクが想定されると結論した。これを受け、ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)はBfRに、当該データの健康影響評価を依頼した。BfRの評価は以下のとおり。 グリーンピースは、EUのARfD(0.035mg/kg体重)及びドイツの幼児の摂食データを用いて健康リスクを評価し、ARfDを何倍も超過すると算定した。しかし、グリーンピースの算定には毒性学的な根拠がない。EUのARfDは、一回の摂取では想定されない発達毒性に基づいているためである。また発達毒性の評価には、子供ではなく妊娠可能年齢の女性の摂食データが用いられる。 BfRは、WHOのARfD(0.1mg/kg体重)及びEUで入手可能な全ての摂食データを用いてグリンピースのデータを評価した。WHOのARfDは、一回の摂取で生じる可能性のある影響に基づいている。BfRの評価では、プロシミドンが1.2mg/kg残留したブドウを短期間摂取することによる健康リスクは子供にも成人にもない。 しかしながらBfRは、農薬の残留基準値はできる限り低く設定する必要があると考えている。ブドウ中のプロシミドンの現行の残留基準値は、現在EUが再評価中である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/218/keine_akute_gesundheitsgefaehrdung_durch_rueckstaende_von_pestiziden_in_trauben.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。