食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02720160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分テトラコナゾールのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2008年10月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、農薬有効成分テトラコナゾールのリスク評価のピアレビューに関する結論(86ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 哺乳動物におけるにおける代謝試験において、経口投与により急速に吸収(約80%)、広範囲に分布し、蓄積することなく急速で完全に排出される。また広範囲に代謝される。テトラコナゾールは中程度の経口急性毒性及び低い経皮及び吸気急性毒性を示す。 2. 犬を用いた短期試験の無毒性量は、2.95 mg/kg 体重/日で標的器官は肝臓及び腎臓である。 3. 遺伝毒性はない。 4. 慢性のラット試験において、肝臓への影響、高投与群において骨及び切歯への影響及び甲状腺腫瘍が見られた。マウスを用いた発がん性試験において、肝臓の腫瘍が観察された。ラットの甲状腺腫瘍及びマウスの肝臓腫瘍はヒトのリスク評価には、関連性があるとは見なされない。 5. 2世代繁殖試験において、母獣に異常分娩及び妊娠期間の長期化が見られ、Xn ,Cat.3 R62「有害:繁殖力の低下のリスクの可能性」への分類を提案された。ラットの発達試験において肋骨の本数の異常、水尿管症、水腎症が胎児に生じ、Xn ,Cat.3 R63「有害:生前の子どもに害を与える可能性」への分類が提案された。 6. 一日摂取許容量(ADI)は、0.004 mg/kg 体重/日とし、許容作業者暴露量(AOEL)を、0.03、急性参照用量(ARfD)を0.05 mg/kg 体重/日と設定した。 7. 土壌中における代謝物に関しては、多くの不確定要素が残っていあるため、代謝物の水生動物、ミミズ及び土壌中の標的ではない微生物及び生物に対するリスクについての最終結論は出すことは出来なかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr152_tetraconazole_en_final.pdf?ssbinary=true |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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