食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02720110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価16改訂1:芳香族ケトン類に関する科学パネルの意見を公表
資料日付 2008年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、香料グループ評価16改訂1:芳香族ケトン類に関する科学パネルの意見書(45ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. AFC科学パネルは、6の芳香族ケトン類を香料グループ評価16改訂1として評価することとした。
2. 6物質には幾何学的異性体及び立体異性体は存在しない。
3. 5物質が構造クラスⅠに、1物質が構造クラスⅢに属している。
4. このうち、4物質は、広範囲の食品中に天然に産生することが報告されている。
5. 初期値によるMSDIにおいて、6物質は0.0012~0.85μg/人/日となり、構造クラスⅠ及び構造クラスⅢの閾値(各々1
,800及び90μg/人/日)を下回った。
6. 5物質(1-フェニルプロパン-2-オン等)については、報告されている摂取量では無毒な物質に代謝されると予測されるが、α-メチルナフチルケトンでは予測されない。
7. 構造的に関連性のある物質のメチル-2-ナフチルケトンのNOAEL、33mg/体重を基に、α-メチルナフチルケトンでは、安全係数2x10の9乗が予測されため、α-メチルナフチルケトンの報告されている予測摂取量では安全性の懸念はない。
8. mTAMDI法による構造クラスⅠの4物質の推定摂取量は1
,600μg/人/日で、構造クラスⅠにおける懸念を引き起こす閾値(1
,800μg/人/日)を下回り、無毒の物質へ代謝されると予測されている。残りの2-メトキシアセトフェノンは、2
,100μg/人/日であった。mTAMDI法による構造クラスⅢに属するα-メチルナフチルケトンの推定摂取量は、構造クラスⅢにおける懸念を引き起こす閾値(90μg/人/日)を超える。
9. 評価を行った当該香料物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格が必要である。6物質については十分な成分規格が提供された。
10. MSDIに基づいた推定摂取量においては、安全性の懸念はない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej810_fge16rev1_Opinion_en.pdf?ssbinary=true
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