食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02680170160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、妊婦のカフェイン摂取に関し新たな助言を公表
資料日付 2008年11月3日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は、同庁の資金助成により妊婦のカフェイン摂取に関しリース大学並びにレスター大学が行った研究結果を受け、新たな助言(advice)を公表した。
 今回の助言では、妊娠した女性に対し一日当りのカフェイン摂取量を200mg、大体一日当りコーヒーをマグカップ2杯に限定するよう求めている。その理由として、カフェインの摂り過ぎにより低出生体重となり、後で健康状態のリスクが高くなる可能性を挙げている。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起す可能性があることを示す証拠もある。カフェインは、コーヒー、茶、チョコレート、一部のソフトドリンク及び医薬品に含まれている。
 FSAは、以前一日当りの最大摂取量を300mgと推奨していた。しかしながら、今般 British Medical Journal誌に発表された新規の研究論文では一日当りの摂取量を200mgに限定することにより、低いリスクをさらに減少させる効果があるとしている。
 従来の勧告に沿って一日当りの摂取量を300mg以下としている妊婦は懸念する必要がない。リスクが低いだけではなく、研究によると、妊娠中の平均一日当り摂取量はすでに200mg以下となっているので、今回の変更によって多くの妊婦が影響を受けることは少ない。現在、一日当り200mg以上を摂取している人には、残りの全妊娠期において200mgに低減するように助言する。
 200mg以下の食品についての具体例、毒性委員会(COT)の声明が掲載された助言の全文は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.uk/news/pressreleases/2008/nov/caffeineadvice
 リーズ大学並びにレスター大学の研究論文については以下のURLから入手可能。
http://www.bmj.com/cgi/content/full/337/nov03_2/a2332
 COTの声明の全文(PDF版31ページ)は以下のURLから入手可能。
http://cot.food.gov.uk/pdfs/cotstatementcaffeine200804.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Food Standards Agency
URL http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2008/nov/caffeinenov08
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