食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02660360104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、食物・消化器系アレルギーの子供は全米で300万人との調査報告を発表
資料日付 2008年10月22日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は10月22日、食物・消化器系アレルギーの子供は全米で300万人との調査報告を発表した。概要は以下のとおり。
1. 米国では、10年前と比較し食物・消化器系アレルギーを患う青少年の割合が18%増加した。昨年1年間に、18歳以下の子ども約300万人(同年齢群のおよそ4%)が食物アレルギーを発症したが1997年では約230万人(3.3%)であった。
2. 原因としては、牛乳、卵、落花生、ナッツ類、魚類、甲殻類、大豆、小麦の8種類で発症全体の9割を占めることが分かった。アレルギー反応としては、反応の程度により口唇周囲の刺痛感覚からじんましん、死亡まである。
3. 食物アレルギーを発症した子どもは、そうでない子どもに比べ、アトピー性皮膚炎やぜんそくなど関係する症状の発症が2~4倍多いという。
4. 食物アレルギーの割合は、3.8%が男子、4.1%が女子で男女差はほとんどない。
5. 5歳未満のおよそ4.7%、5歳~17歳の3.7%が食物アレルギーを有している。
6. 非ヒスパニック系白人(4.1%)や非ヒスパニック系黒人(4%)と比べヒスパニック系のアレルギー(3.1%)は低い。
7. 2007年、食物アレルギーのある子供の29%がぜんそくを発症したが、アレルギーのない子供では12%であった。
8. 食物アレルギーのある子供のおよそ27%がアトピー性皮膚炎、或いは皮膚アレルギーを発症したが、アレルギーのない子供では8%であった。
9. 食物アレルギーのある子供の30%以上が呼吸器系にアレルギーを有していたが、アレルギーのない子供では9%であった。
10. 2004年~2006年に新生児から17歳の子供で病院にかかり、食物アレルギーと診断されたのは年間約9
,537人であった。食物アレルギーとの診断は1998年~2000年から2004年~2006年の間に大幅に増加した。
 報告書全文(8ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.cdc.gov/nchs/data/databriefs/db10.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/media/pressrel/2008/r081022.htm
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