食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02650440160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、新開発食品(シイタケエキス)の販売認可に関し意見募集を開始
資料日付 2008年10月6日
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分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は、10月6日、傘下の新食品及び手続きに関する諮問委員会 (advisory Committee on Novel Foods and Processes: ACNFP)が企業から申請があった新開発食品について作成した意見書案を公表し、意見募集を開始した。概要は以下のとおり。
 デンマークのGlycaNova社は、2006年9月、レンチナンが豊富なシイタケエキスを新開発食品として販売したいとして認可を申請した。同社は、当初、同製品が市場で既に流通している食品及び食材と実質的に同等と主張し簡易手続き認可の申請を提出した。しかし、同等性が実証されなかったために今年2月に本格的な申請を行った。
 レンチナンは、複合糖質であるβグルカンで、豆果、シリアル、塊茎、果物、またシイタケ(Lentinus edodes)のようなキノコ類など様々な食品に含まれている。この真菌類は、気候が温暖な日本、中国及び他のアジア諸国に自生し、通常、落葉樹の倒木で生長する。現在、生鮮シイタケは広くヨーロッパでも生産され、ほとんどのスパーマーケットや生鮮食品店で購入可能である。
 ACNFPは、初期の意見募集及び2007年並びに2008年の会議での討議を受け、当該新開発食材に関する意見書案を作成した。ACNFPとしては、Glycanova社から提出のあった証拠に納得しており、申請された範囲における当該食材の使用については、生長培地中の大豆由来物の存在を明記する表示を行う条件で許容出来るとの結論に達した。
 意見の提出期限は2008年10月15日。
 意見書案の全文 (PDF 6ページ)は、下記のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/lentinandraftopinion.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Food Standards Agency
URL http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2008/oct/lentinan
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