食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02640380330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第2巻37号を公表
資料日付 2008年9月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は、9月16日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report
, HPR)第2巻37号を公表した。概要は以下の通り。
1. 2008年第32~35週に複数箇所での広汎なアウトブレーク(General Outbreaksとして報告された食中毒
(1) ウエストミッドランズ(West Midlands)地域のレストランにおいて12人が発症。病原菌はSalmonella Enteritidis PT4。原因食品はテイラミス。
(2) チェシャー・マージィサイド(Cheshire & Merseyside)地域のレストランにおいて12人が発症。病原菌はS. Enteritidis PT12。原因食品は不明。
(3) チェシャー・マージィサイド(Cheshire & Merseyside)地域のレストランにおいて7人が発症。病原菌はS. Enteritidis PT12。原因食品は不明。
2. 2008年7月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は1
,167件で、その血清型の内訳は、S. Enteritidis PT4が97件、S. Enteritids (他のPTs)が576件、S. Typhimuriumが160件、S. Virchowが22件、その他が312件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2008年第32~35週の期間に報告された胃腸感染症
 症例数を病原体別にみると、カンピロバクターが最多で4
,000件、2番目がサルモネラ属菌で696件、3番目がクリプトスポリジウムで341件、次いでジアルジア属が225件、腸管出血性大腸菌O157が111件、ロタウイルスが98件、ノロウイルスが74件、ソンネ赤痢菌が60件と続いている。
 2008年第1~35週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ソンネ赤痢菌及びクリプトスポリジウムについては2007年同期に比べて以下のとおりそれぞれ減少している。(カッコ内は2007年同期の件数)
カンピロバクター: 32
,010件 (34
,714件)
サルモネラ属菌: 5
,881件 (7
,498件)
ソンネ赤痢菌: 413件(723件)
クリプトスポリジウム: 1
,709件(1
,736件)
 他方、腸管出血性大腸菌O157、ロタウイルス、ノロウイルス及びジアルジア属に関しては、前年同期と比較し下記のとおり若干増加を示している。(カッコ内は2007年同期の件数)
腸管出血性大腸菌O157: 561件 (555件)
ロタウイルス: 12
,880件 (12
,222件)
ノロウイルス: 4
,073件 (3
,545件)
ジアルジア属: 1
,962件 (1
,853件)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gen32-35
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