食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02630110110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、牛乳及び牛乳由来成分を含む食品中のメラミンに関するリスク評価を公表 |
資料日付 | 2008年10月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は、乳及び乳由来成分を含む食品中のメラミンに関するリスク評価を公表した。 メラミンへの暴露を原因とする健康への悪影響は、メラミンの量と暴露期間によって左右される。高濃度のメラミンに暴露すれば、膀胱結石など膀胱や腎臓に対する悪影響が見られるものの、低水準の暴露であれば大きなリスクをもたらすことはない。ただし、有意な暴露であれば、腎臓結石を生じ、腎不全に至り、まれに死につながることもある。 メラミンの健康への影響に関する科学的情報を考慮し、カナダ保健省は、メラミンの健康へのリスクがないと推定される容量(toxicological reference dose)を0.35mg/kg体重/日と設定した。また、この容量を使用して最悪ケースに基づきリスク評価を行ったところ、粉末の乳幼児用調製乳に1ppmのメラミンが含まれているとすれば、この調製乳を摂取することで、メラミンの摂取量は上記容量の10%以下になると推測される。リスク評価書は近日中の公表予定である。 今後、カナダ保健省は、引き続きメラミンや構造的に類似性を有するシアヌル酸などの化学物質の健康への影響を調査するとともに、リスク評価の改訂を行っていくこととする。 また、カナダ保健省は、乳及び乳由来成分を含む食品中の暫定基準を設定した。 1. 乳幼児用調製乳及び単独栄養食品(調理済み製品を含む):最大1.0ppm 2. 乳及び乳由来成分を含むその他食品:最大2.5ppm なお、今後、新規の科学的情報が入手できれば、上記リスク評価と暫定基準も再検討されることになる。 さらに、メラミンに関するQ&Aは、以下のURLから入手可能。 http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/securit/chem-chim/qa-melamine-qr-eng.php |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/securit/chem-chim/melamine-eng.php |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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