食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02610310188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、家畜クローン技術のメリットとリスクの評価に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2008年9月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、家畜クローン技術のメリットとリスクの評価に関する報告書を2008年9月16日付で公表した。概要は下記の通り。 クローン動物又はその後代動物をヒトの食品とすることは技術的に可能になりつつある。AFSSAは動物クローン技術に関する知見の現状を明らかにした上でヒトの健康に及ぼすリスク及び家畜の遺伝的多様性や動物の健康と福祉に係わる影響を評価した。 1. 安全衛生:数世代にわたるデータを集積することを勧告 今までに得られたデータは、クローンの後代動物で消費者に食品として提供されそうな動物は、伝統的繁殖技術によるものと同じ方法で生産されることを示唆している。従来の動物に適用されている「と畜検査」によって消費者をリスクから守ることになる。クローンの後代動物の「と畜検査」では、より精密な検査が必要になる。 2. クローン動物の健康状態や生理学的状態:少なくとも2代以上にわたる評価及び従来動物との比較検査を勧告 クローン動物は、異常に高い頻度で病死している。これらの事実は、非常に少数の動物に基づくものなので、より精密な検査を実施するよう促すものである。 3. 遺伝的多様性:クローン技術使用の際には、種畜の厳選及び家畜群の遺伝形質精密分析を勧告 不適切なクローン管理が原因で遺伝的多様性が減少すると、長期にわたり様々な好ましくない影響を及ぼす。反対に、クローン技術で得られた種畜を適切に選ぶことができれば伝統的育種のデメリットを克服することができる。 4. 動物福祉:動物福祉に関してクローン技術が及ぼす影響に警戒を怠らないそうにすることが肝要、クローン技術で生まれた動物の検査プログラムで動物福祉の基準を考慮することを勧告 これらの勧告を実施するために、報告書はクローン研究のための特別な動物群を作ること及び家畜動物クローン技術に付随する影響について検査を行う試験所の作業を注意深く見守るサーベイランス委員会を設立するよう勧告している。 報告書全文(57ページ)は、下記URLより入手可能: http://www.afssa.fr/Documents/BIOT-Ra-Animauxclones.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/PNM501.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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