食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02590300321 |
タイトル | スイス連邦獣医局(BVET)、「人獣共通感染症報告書2007」を公表 |
資料日付 | 2008年9月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦獣医局(BVET)は、「人獣共通感染症報告書2007」(2008年7月付/84ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 報告書の項目 (1)病気を伝播する昆虫、新興病原体、気候変動 (2)人獣共通感染症撲滅の国際的な取組-人獣共通感染症作業部会 (3)狂犬病:効果的な撲滅を実施中 (途上国でも) (4)クラミジア感染による反すう動物の流産 (5)人獣共通感染症サーベイランス (6)サルモネラ属菌 (感染者数:2007年/1796人、2006年/1786人、2005年/1877人、2004年/1910人) (7)カンピロバクター (感染者数:2007年/6113人、2006年/5358人、2005年/5259人、2004年/5584人) (8)志賀毒素産生性大腸菌(STEC) (感染者数:2007年/53人、2006年/48人、2005年/52人、2004年/38人) (9)リステリア (感染者数:2007年/57人、2006年/76人、2005年/70人、2004年/58人) (10)旋毛虫 (11)スイスの鳥インフルエンザ・モニタリング (12)その他の人獣共通感染症 (13)抗生物質耐性 (14)食中毒 (15)付属文書 2. サルモネラ症及びカンピロバクター症に関する所見 サルモネラ症の感染者数は1992年には7000人以上であったが、家きん農場での徹底したサーベイランス及び病原菌撲滅によって徐々に減少し、2007年は1796人であった。家きん農場のサルモネラ属菌保菌率(2007年)は、ブロイラー農場は0.3%(EU平均24%)、採卵鶏農場は1.3% (EU平均31%)であった。 カンピロバクター症の2007年の感染者は6113人であった。調査によると、ほとんどが外国で感染したものであるが、生の鶏肉を介して、あるいは犬や猫との接触により感染する可能性もある。スイスで小売されている鶏肉(国産及び輸入)のカンピロバクター保菌率(2007年)は43.7%であった(国産鶏肉45.7%、輸入鶏肉41.1%)。 3. 食中毒の概要 2007年に報告された食中毒は11件であった(その内4件は疑い、7件は確定)。死者はいなかった。食中毒と確定された7件は次のとおり(病原物質、患者数(入院者数)、原因食品、摂取場所、汚染場所の順に記載)。 (1)黄色ブドウ球菌2件 1)12人(10人)、ポテトサラダ、山小屋の食事、台所 2)6人(0人)、鶏肉、レストラン、レストラン (2)Salmonella Enteritidis 3件 1)3人(1人)、鶏肉、学校、学校 2)14人(0人)、卵、レストラン、採卵鶏農場の疑い 3)28人(5人)、卵、レストラン、採卵鶏農場の疑い (3)カンピロバクター・ジェジュニ 1件、13人(2人)、鶏肉、レストラン、レストラン (4)ヒスタミン1件、17人(0人)、マグロ、レストラン、ケータリングサービス BVET のプレスリリース(9月4日付)は以下のURLから入手可能。 http://www.bvet.admin.ch/aktuell/01617/01821/index.html?lang=de&msg-id=21138 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦獣医局(BVET) |
情報源(報道) | スイス連邦獣医局(BVET) |
URL | http://www.bvet.admin.ch/shop/00012/00066/index.html?lang=de |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
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情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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