食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02570250208 |
タイトル | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、「食品サーベイランス・ニュース」2008年冬季号を公表 |
資料日付 | 2008年8月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、「食品サーベイランス・ニュース」2008年冬季号(Food Surveillance News - Winter Edition )を公表した。 今号(全26ページ)の主要項目は以下のとおり。 1. 最近のオーストラリア首都特別地域(ACT)健康保護局による食品調査の総説 ACT健康保護局は下記5種の調査を実施した。 (1)2006~2007年調理済み食品(RTE)の微生物調査(過去4年間との比較を含む) (2)調理済みライスの品質 (3)小売り包装サラダ (4)調理済みチキンにおけるサルモネラ属菌並びにリステリア汚染 (5)すしの微生物汚染 これらの調査の結果、食品の安全性は一般的に改善していることが示された。 調査結果の詳細については以下のURLから入手可能。 http://www.health.act.gov.au/c/health?a=da&did=10203398 2. 豪州連邦検疫局による輸入水産物検査の現状 豪州連邦検疫局(AUSTRALIAN QUARANTINE AND INSPECTION SERVICE: AQIS)は、食品基準コードの順守状況を監視するために5%の割合で輸入水産物の船荷の抗菌化学物質検査を実施している。AQISは、2003年以降輸入クルマエビ中のニトロフラン類及びクロラムフェニコールについて検査を行っている。2005年には、輸入養殖魚の定期サンプル調査の一環としてマラカイトグリーン検査を導入した。2006暦年には、輸入水産物に関するこれらの抗菌剤検査では、食品基準コード順守率は95%以上と判明した。 AQISは2007年9月、6ヶ月の試験期間を設け輸入水産物の検査対象抗菌剤として新たに3種の化学物質(フルオロキノロン類、キノロン類、ペニシリン)を追加した。6ヶ月の試験期間においては、24ヶ国から輸入された魚、ロブスター、カニ及びクルマエビなどについて522件の検査が実施され、7件の違反事例が発見された。 違反事例の内訳は以下のとおり。(違反件数/水産物名/原産国/抗菌剤名/検出レベルの順に記載) (1) 3/クルマエビ/中国/ニトロフラン類/1.7-5.9μg/kg (2) 2/魚/ベトナム/フルオロキノロン類 - エンロフロキサシン - シプロフロキサシン/8.5-35 2.0-33μg/kg (3)1/クルマエビ/タイ/フルオロキノロン類 - エンロフロキサシン/5.6μ/kg (4)1/バラムンダ(Barramundi)/台湾/マラカイトグリーン/6.7μg/kg 他方、ペニシリン及びキノロネスについては検出事例はなかった。これを受け、これら2種の物質は検査対象から除外された。 3. 食品リコールの現状 4. NZFSAの食品リコールに関する新聞広告の調査 5. ブリスベーンにおける食品調査企画ワークショップの会合 6. ニューサウスウエールズ州におけるケバブの病原菌汚染に関する調査 7. ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)によるハチミツにおけるtutu毒素の管理 8. 食品表示ラベル記載事項の研究 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | FSANZ |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/foodsurveillancenewsletter/winter2008.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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