食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02560530208 |
タイトル | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、5項目の食品基準コード改訂案について意見募集を開始 |
資料日付 | 2008年8月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、生乳製品の規制措置、GM食品の認可、乳児用食品の最低年齢表示の見直しなど5項目の食品基準コードの改訂案について意見募集を開始した。 概要は下記のとおり。 1. 生乳製品の第一次生産並びに加工処理条件 (豪州のみ):ディスカッション・ペーパー 豪州では、乳及び乳製品については、低温殺菌のような加熱処理を行った乳由来でない限り販売出来ない。この条件は、何十年もの間消費者を乳製品中の有害微生物から巧く保護して来た。豪州の乳製品業界は、食品の安全性について世界的なリーダーとなっている。チーズのような「生の」乳製品(”raw”milk products)は加熱未処理の乳から作られる。生乳製品について一般的な許可はないが、特定の状況下では、もし安全に生産される場合には認可される可能性がある。 FSANZは、生乳製品がヒトの健康に及ぼす悪影響があるとすればそれに応じて分類化し、安全性を評価する種別枠組み対応策を提案する。 http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/DP_P1007_Raw_Milk_Products_Discussion_Paper.pdf 2. 残留基準値変更(豪州のみ):評価 本提案の目的は、食品基準コードの基準1.4.2に食品中で自然に起こる農薬及び動物用医薬品の残留について基準値(MRL)を編入することである。これには2008年1月、2月及び3月に豪州農薬・動物用医薬品局 (Australian Pesticides and Veterinary Medicines Authority: APVMA)が官報で告示したMRLが含まれる。これにより害虫並びに病害の効果的な予防と調和した食品中の残留を最小限に抑制し、薬品に処理された食品の販売また公衆衛生及び安全性を保護することが可能となる。 http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/AR_M1002_%20MRLs%20_Jan ,_Feb_%20Mar_08.pdf 3. グリサホート耐性ワタGHB614系統由来食品:評価案 Bayer CropScience Pty Ltdは、FSANZに対し除草剤グリサホート耐性の遺伝子組換え(GM)ワタGHB614系統由来食品の認可を申請した。本GHB614系統は、豪州を含む世界の主要ワタ生産国での栽培のために開発された。綿実油及びリンター(linter)のような製品は国内産及び輸入品を通じフードチェーンに導入される可能性がある。 FSANZは、当該食品に関し包括的な安全性評価を行った結果、公衆衛生上及び安全性についての懸念はなんら確認されなかった。申請者から提示された詳細な検査結果を含む入手可能なエビデンスを基に、当該食品は他の商業ワタ種由来の食品と同等に安全かつ健全であるとみなされる。 http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/DAR_A614%20GM_Cotton.pdf 4. 害虫耐性遺伝子組換え(GM)ワタCOT67B系統由来食品:評価案 Syngenta Seeds Pty Ltdは、遺伝子組換え(GM)の新規ワタCOT67B系統由来食品の販売・使用が可能となるよう食品基準コードの改正を要請した。同ワタは、数種の害虫の幼虫による食害を防ぐために遺伝子の組換えが行われている。当該ワタに関する安全性評価においては、公衆衛生上また安全性について何らの懸念も確認されなかった。FSANZは、当該品種由来食品の販売を認可するよう提案する。 http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/DAR_A615_GM_Cotton.pdf 5. 幼児食の最低年齢表示の見直し:最終評価予備報告書 現行の食品基準コードでは幼児食の適正年齢について4ヶ月からとの表示を認めている。しかしながら、現在、豪州並びにニュージーランド両国における乳児に対する給食ガイドラインは、固形食の導入時期を「6ヶ月位」とするよう勧めている。そこで、FSANZは、幼児食の最低年齢表示を幼児給食ガイドラインと整合させるために「6ヶ月位」と改正することを提案する。 http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/PFAR_P274_Food_for_Infants.pdf 意見の提出期限は、2. については2008年9月3日、他の4項目については2008年9月17日。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | FSANZ |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/mediareleases/mediareleases2008/6august2008publicsub3969.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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