食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02560260105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、ビスフェノールAに関するリスク評価案を公表
資料日付 2008年8月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は8月14日付で、ビスフェノールA(BPA)に関するリスク評価案(PDFファイル105ページ)を公表した。当案は9月16日に開催される、FDAの科学諮問委員会BPA小委員会での討議のために公表された。要約の概要は以下のとおり。
 当評価書は、国家毒性プログラム及びその専門家パネルなど最近の評価により指摘された、発達毒性に対する懸念に特に焦点をあてた。
 FDAの推計では、食品接触材を通じた乳児及び成人のBPA暴露は夫々、2.42μg/kg体重/日及び0.185μg/kg体重/日である。FDAはBPAの無毒性量(NOAEL)を、2件の数世代の齧歯動物の試験により、全身毒性で5 mg/kg体重/日(5000μg/kg体重/日)とした。このNOAELから、乳児で約2
,000、成人で約27
,000という適正な安全マージンがある。前立腺と発達神経及び行動毒性のような注目されたエンドポイントについて検討したデータは、安全マージンの算出に使用したNOAELを変更する根拠とするには不十分である。
 FDAは、現在の食品接触による暴露のレベルでは、適正な安全マージンがあると結論づけた。他のFDA規制製品によるBPA暴露の安全性評価については、今後別の報告書を発表する予定である。
 科学諮問委員会BPA小委員会9月16日開催通知の官報は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/OHRMS/DOCKETS/98fr/E8-18864.pdf
 評価案で引用された文献のリストやその他参考資料は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/08/briefing/2008-0038b1_01_00_index.htm
 FDA長官による「今週のFDA:Andy’s見解」に発表された「BPA:科学、評価と安全性」と題するコラムは以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/oc/vonEschenbach/andys_take/default.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/ohrms/dockets/ac/08/briefing/2008-0038b1_01_02_FDA%20BPA%20Draft%20Assessment.pdf
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