食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02550280188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、遺伝子組換えPichia pastorisで産生したホスホリパーゼCを食用植物油の粘質成分除去に使用することについて意見書を公表 |
| 資料日付 | 2008年7月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、遺伝子組換えPichia pastorisが産生するホスホリパーゼCを食用植物油の粘質成分除去に使用することについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2008年6月5日付けで意見書を公表した。 1.作用機序 ホスホリパーゼCは、ホスホリピドの3位のエステル結合を加水分解し、ホスファチジルコリン(PC)を1 ,2-ジアシルグリセロールとホスホリルコリンに変える。有意な二次酵素活性は確認されていない。 2.生産株 Pichia pastoris SMD1168は病原性の無い微生物として認知されており、ヒトや動物に対する毒性もない。酵素製剤産生株はPichia pastoris DVSA-PLC-004の変異株である。 3.酵素製剤の安全データ(毒性試験はOECD国際指針に基づき実施) ラットを使用した強制投与経口急性毒性試験では酵素製剤2 ,000mg/kg体重で有害な影響なし。 ラットを使用した14日間連続経口亜急性毒性試験では最大用量で毒性所見なし。 ラットを使用した90日間経口亜慢性毒性試験で、NOAELを2 ,000mg/kg体重/日とした。 酵素製剤存在下でのin vitro変異原性試験(サルモネラ菌を4株及びE.coliを1株でのエームス試験)では復帰突然変異体増加なし。 ヒトの培養リンパ細胞を使った染色体異常試験では酵素製剤に染色体異常誘発性はなかった。 マウスの小核試験ではin vivo試験で染色体損傷の所見はない。 計算により求めた安全に係る比率は、粗油に添加された酵素全てが食用油に混入している(最悪のケース)として18 ,300で、精製で酵素が除去されることを考慮すれば1.8x10の8乗となる。 4.最終製品中の酵素 粘質成分除去の後、ホスホリパーゼCは精製工程で除去される。又、残留酵素があったとしても加熱工程で不活化される。 アレルギー誘発性はアレルゲン・データベースを使い配列の同等性比較で調査済である。 刺激性及び感作性は経皮(真皮)で評価済。 5.結論 AFSSAは、食用植物油の粘質成分除去に使用する遺伝子組換えPichia pastoris DVSA-PLC-004 産生ホスホリパーゼCが申請者の申告にあるような使用条件であれば消費者の健康にリスクを及ぼすものではないと思量する。よってこの申請に肯定的意見を付すものである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2008sa0040.pdf |
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