食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02520190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、抗生物質への微生物の耐性評価基準に関する更新
資料日付 2008年7月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、抗生物質への微生物の耐性評価基準に関する更新を行った。
 2001年7月、動物栄養に関する科学委員会(SCAN)は、意見書を採択し、微生物飼料添加物中の抗生物質への耐性因子の存在もしくは不在を評価する基準を定義した。
 科学パネルは、この分野に焦点を合わせる必要性を確認し、以下のことを行うよう要請された。
1) SCANの意見書採択後に公表されたデータを考慮に入れ、ヒトの医療もしくは獣医学上重要性をもつ抗生物質耐性について、SCANの微生物の評価に関する意見書を改定する。
2) 耐性の根拠のより広範囲の評価の必要性の指標として適切なブレイクポイント値を規定する。
3) 耐性の伝達の可能性の指標として使用される「生得的(intrinsic)」及び「獲得的(acquired)」耐性の区別は、微生物飼料添加物の安全性評価において今でも有効であるかどうか考慮する。
 感受性を持つ菌株由来で獲得的抗菌剤耐性を持つ菌株を区別する目的で、科学パネルは、10種類の抗菌剤について新しい微生物学的ブレイクポイント(疫学的ブレイクポイント)を規定している。
 ブレイクポイント値以上の最小発育阻止濃度(MIC)の決定には、獲得的及び生得的耐性を区別するため、さらに検討することが必要である。染色体の突然変異の結果ということが示されなければ、抗菌剤に対する獲得的耐性を持つ微生物の菌株は飼料添加物として使用されるべきではないと科学パネルは考える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/feedap_op_ej732_tg_antimicrobial_resistance_en.pdf
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