食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02490020107 |
タイトル | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、たん白質サーベイランス(PSA)結果要旨を公表 |
資料日付 | 2008年6月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)は、緊急たん白質サーベイランス(PSA)の結果要旨を発表した。概要は以下のとおり。 1. PSAは米国で発生したメラミン、シアヌル酸、アンメリド(シアヌル酸モノアミド)、アンメリン(シアヌル酸ジアミド)に汚染されたペットフードによるペット死に対応したFDAの食品保全活動で、輸入たん白質源を積極的に調査する取組みである。FDAは同じたん白質源がヒトの食品のたん白質源として使用される可能性があることに着目した。 2. そのため、FDAの事業部門である食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、動物用医薬品センター(CVM)、統制問題事務局 (Office of Regulatory Affairs(ORA))及び食品緊急対応ネットワーク(FERN)ラボが共同でPSAを計画、実施した。PSAは2007年5月1日から2007年6月30日まで実施され、重点的に輸入植物性たん白質エキスとそれらを用い国内で最終食品・飼料に加工されたものに対して実施された。 3. 包括的ゴールは以下のとおり。 (1)中国から輸入(又は中国からの積換え荷)された原材料及び完成品の検査とサンプル分析により、メラミン、シアヌル酸、アンメリド、アンメリンの有無を調べる。 (2)食品、飼料企業に対し、小麦グルテン、濃縮ライスたん白質、コーングルテンが関与した先般のペットフードリコールにおける問題点の認知を上げるため、啓発キャンペーンを開始する。 (3)サプライチェーンの各段階での、高度の対象を絞った予防対策により、食品及び飼料の意図的な汚染を抑止する。 4. 期間中200ヶ所以上の立ち入り検査を実施し、220を超えるサンプルを分析した。 5. 対象となった製品は以下のとおり。 (1)大豆、全粒穀物、小麦粉、米粉、大豆粉、大豆ミールなど (2)乳カゼイン (3)粉末大豆たん白質、大豆ファイバー、小麦たん白質、穀類ベース肉増量剤 (4)アガー(ゼラチン製品)、プリン(パイフィリング)ミックス、ゼラチンなど (5)乳原料フォーミュラ製品、乳児用調整乳プレミックスバルク製品 (6)人工甘味料を含むかあるいは含まない栄養強化食品、従来型食品(Dietary Conventional Foods)、栄養強調表示食品(水を含む)など (7)ビタミン、ミネラル、ヒト及び動物用たん白質及び新規食品など (8)動物用飼料(非薬用):大豆、大豆ミールなど (9)動物用飼料副生品:ライスミール副生品、オイルシード副生品、家きん副生品など 6. 8ヶ所のFERNラボが220以上のサンプルを検査し、内4サンプルがこれら汚染物質に陽性であったが、懸念レベルより少なく、暫定メラミン及び類似体安全/リスク評価に基づきヒトの健康危害リスクの可能性はないと判断された。 7. PSAの間に、ORAの事前通知センター(PNC)は、小麦グルテン/小麦粉製品、大豆製品、ペットフード/ビスケット、缶詰フライグルテンなど49件の輸入検査/サンプル収集を指示した。対象となった製品は、中国、台湾、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランド、メキシコ、ドイツ、ポーランドを含む多くの国々から輸入されたものであった。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国(CFSAN) |
情報源(報道) | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN) |
URL | http://www.cfsan.fda.gov/~dms/agroter8.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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