食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02470020149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価7改訂1に関する科学パネルの意見書
資料日付 2008年6月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、現在EU加盟国で使用されている香料が健康に与える影響について意見を欧州委員会から求められた。これらの香料は、香料グループ評価7改訂1に属する41種類の香料である。今回は、飽和及び不飽和脂肪族第二級アルコール、ケトン及び第二級アルコール構造をもつエステルについて評価を行った。
 20物質は一つのキラルセンターを、2物質は2つのキラルセンターを持つ。また、5物質の立体異性体の構造は特定されていない。二重結合をもち、その位置から4物質には幾何異性体が存在するが、そのうち3物質の立体異性体の構造は特定されていない。
 26物質は構造クラスⅠ(単純な化学構造をもち、効率よく代謝され、低い経口毒性を示す香料)に分類され、15物質は構造クラスII(毒性は多少高まるが、はっきりと毒性が現れるわけではない構造を持った香料)に分類される。また、38物質が天然に産する食品中に広く含まれていることが報告されている。
 科学パネルは、これまで欧州における香料の1人あたりの摂取量推定にMaximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)を標準として使ってきた。しかし、香料産業から提供された情報を調査した結果、多くの場合、MSDIによる推定方法では消費者の摂取量を過小評価するケースが明らかとなった。特に、年間生産量が少ない場合、その結果は顕著であったため、科学パネルはMSDIによる摂取量推定を留保した。
 科学パネルは、現実的に摂取量を予測できるより正確な情報がない場合、modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)による1人当たりの一日摂取量の推定を行い、推定摂取量が対応する閾値を超える場合には、mTAMDIを用いる手法による正式な安全性評価を行わず、使用やその量に関する詳細なデータを求めることを決定した。
 標準MSDIによる推定では、当該グループに属する41物質の摂取量は0.0012~1.3μg/人/日に収まり、構造クラスⅠの閾値(1
,800μg/人/日)及び構造クラスIIの閾値(540μg/人/日)を下回った。
 41物質のうち40物質は無毒な物質に代謝されると考えられる。5-メチル-3-ヘプタノンは酸化されて神経毒性の懸念のあるgamma-ジケトンになる可能性があるが、推定摂取量ではその代謝経路に安全上の懸念が生じることはない。神経毒性に関するNOAELからは、摂取量における安全係数も大きい。
 In vitro及びin vivo試験のデータに基づき、41物質に遺伝毒性はないという結論に至った。それゆえ、標準MSDIによる推定に基づくと、当該グループの41物質は全て、香料として使用した場合の摂取量では、安全性に懸念を生じることはないという結論に至った。
 一方、mTAMDIによる推定では、構造クラスⅠに属する26物質の摂取量は1
,600~3
,900μg/人/日となり、2物質を除いた全ての物質が構造クラスIの閾値(1
,800μg/人/日)を上回った。構造クラスIIに属する15物質の摂取量は1
,500~1
,600μg/人/日となり、全て構造クラスIIの閾値(540μg/人/日)を上回った。構造クラスIの閾値を下回った2物質は、無毒の物質に代謝されると考えられる。それゆえ、閾値を上回った39物質については、より信頼できる暴露データが必要であり、追加データの取得を待って再評価する必要がある。また、今回評価を行った41物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/afc_ej722_fge07rev1_op_en.pdf
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