食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02460320330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第2巻19号を公表
資料日付 2008年5月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は、5月9日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第2巻19号を公表した。今号の概要は以下のとおり。
1. 2008年第14~17週に複数箇所での発症例 (General outbreak)として報告された食中毒
(1)イースト・ミッドランズ・ノース(East Midlands North)地域のホテルにおいて食中毒により3名が発症し、カンピロバクターが検出された。原因食品はパテの疑い。
(2)ダラム・ティーズ(County Durham & Tees)州のパブで食中毒により1名以上が発症した。ウェルシュ菌(Clostridium Perfringens)が検出された。原因食品は不明。
(3)全国で食中毒により12名が発症した。腸管出血性大腸菌O157が検出された。原因食品は不明。
2. 2008年3月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症
 症例の総計(暫定数値)は569件で、その血清型は、S. Enteritidis PT4が45件、S. Enteritidis (他のPTs)が117件、S. Typhimuriumが186件、S. Virchowが15件、その他が206件であった。
3. イングランド及びウェールズにおいて2008年第14週~17週の期間に報告された一般腸内細菌感染症
 細菌別にみるとロタウイルスによる症例が最多で3
,053件、2番目がカンピロバクターによるもので2
,572件、3番目がノロウイルスによるもので569件、次いでサルモネラ属菌が453件、クリプトスポリジウム症が218件、ジアルジア属が194件、ソンネ赤痢菌によるものが39件と続いている。
 2008年第1~17週の累計では、カンピロバクター、サルモネラ属菌、ソンネ赤痢菌及びクリプトスポリジウム症については2007年同期に比べて以下のとおり減少している。(カッコ内は2007年同期件数)
カンピロバクター:10
,526件 (11
,262件)
サルモネラ属菌:2
,130件 (3
,014件)
ソンネ赤痢菌:129件 (274件)
クリプトスポリジウム症:615件 (711件)
 他方、ロタウイルス、ノロウイルス及びジアルジア属に関しては、前年同期と比較し以下のとおり若干増加している(2007年同期)。
ロタウイルス:9
,811件 (9
,569件)
ノロウイルス:3
,110件(2
,960件)
ジアルジア属:837件 (815件)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) Health Protection Agency
URL http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#ent1
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