食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02460060188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ポリスチレンとポリビニルピロリドン混合ろ過材をビール製造の加工助剤として使用することについて意見書を公表 |
| 資料日付 | 2008年6月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ポリスチレンとポリビニルピロリドンの混合ろ過材をビール及びビールを主成分とする製品の製造及びろ過プロセスに加工助剤として使用することについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2008年4月4日、意見書を公表した。 1.材料 ポリビニルピロリドンは食品添加物として、またポリスチレンは食品と接触する物質としてフランスで認可されている。本品はポリスチレン(70%)とポリビニルピロリドン(30%)を押出し成型した混合ろ過材で、原料のサイズは30及び57μmである。未反応のモノマーとしてN-ビニル-2-ピロリドン(<5mg/kg)、2-ピロリドン(<150mg/kg)、N ,N-ジビニルイミダゾリジン-2-オン(<2mg/kg)及びスチレン(<8mg/kg)を含む。射出条件についての記述はない。本品は浮遊物やコロイド懸濁の沈殿や吸着機能を有するろ過材で、ケイソウ土ろ過材の代替品として利用するものである。本品は再生利用するとしているが、最初の申請書に記載の再生条件と追加資料に記載の再生条件と異なっている。更に再生条件がこれらの共重合体に及ぼす影響、即ち原料の成分組成、ろ過材の安定性、効率について明確にされていない。 2.毒性 本品のLD50は2 ,000mg/kgであり、ポリビニルピロリドンの使用に関し、ヒトの健康への懸念はない。スチレンに関しては2002年に、国際がん研究機関(IARC)は「ヒトに対して発がん性があるかもしれない」のGroup-2Bに分類している。2004年にWHOは耐用一日摂取量(TDI)の7.7μg/kg体重に基づき、飲料水含有のスチレン基準値20μg/Lを維持した。 ビールの中のろ過材の残留物含有率、未反応モノマー成分又は不純物、特にスチレンに関する計測値が一切提出されていない。これらの物質は技術的に残留するものであり、ビールの中に必ず存在すると考えるのが当然であるが、本ろ過材、そのモノマー成分及び不純物に対する暴露量計算値が提出されていない。 3.結論 技術的にろ過材が残留することを考えれば、モノマー成分や不純物が最終製品(ビール)に残留し、一部の消費者がこれらの物質に暴露することになる。申請資料や追加提出情報のデータには不足があるので、AFSSAは当該ろ過材、モノマー成分や不純物への暴露量を評価することができない。従って、AFSSAは、ビールやビールを主成分とする製品の製造及びろ過の加工助剤として押出プロセスで製造したポリスチレンとポリビニルピロリドンの(重合体)網状混合物を使用することについて衛生上の安全性を評価することができない。 また、本意見書に記載のプロセスの実施、効率、再生における安定性、その他に関し統計の観点から詳細な情報や利用可能なデータが欠如しており、本プロセスの有効性評価ができない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/Documents/AAAT2006sa0160.pdf |
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