食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu02450160188 |
| タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「志賀毒素産生性大腸菌に関する食品衛生と生物学的リスク」レポートを公表 |
| 資料日付 | 2008年5月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、「志賀毒素産生性大腸菌 (STEC:Shiga toxin-producing E. coli)に関する食品衛生と生物学的リスク」レポートを2008年5月26日に公表した。 STECはEscherichia属の細菌である。加熱により死滅する。主として牛乳や肉に見られる。殊に挽肉に多い。この菌の特性は志賀毒素と呼ばれる毒性の高い毒を産生することにある。 5歳未満の幼児では、この病原菌感染症で通常の下痢や出血性下痢の症状、腎不全の原因となる溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こす。データが不足していたため、AFSSAは2003年から多種の恒温動物中の腸内細菌に関する知見の収集を行ってきた。 フランスでの研究によると、牛挽肉がHUSを引き起こす最も高いリスク要因である。2003年に公表したレポートを発展させ、AFSSAはSTECに汚染された牛肉ハンバーグを摂取した後のHUS発症リスクについて定量的評価を行った。2008年4月にこのプロジェクトのレポートが公表されている(「16歳未満の子供が家庭の食事で冷凍ハンバーグを喫食して腸管出血性大腸菌O-157:H7に罹病するリスクの定量的評価」)。 ヒトのリスク菌株を特定するのは難しい。実際、STECは特定の環境下において選択的に分離できるような一般的な生化学的性状を持たない。志賀毒素を産生する遺伝子コドン、stx遺伝子を特定する遺伝子検査法が必要である。また、全てのSTECが発症に結びつくとは限らない。STECの病原性は単一の要因によるものではなく、未だ全部解明されていないゲノムのモザイク様構造によるものである。これに宿主(高齢者、子供、免疫の低下しているヒトなど)の感受性要因を加える必要がある。 AFSSAのMaisons-Alfort研究所は、食品中の潜在的病原性を有するSTECを正確に検出し分離できる方法を導入できるよう方策を講じた。生乳試料を使って培養試験するこの検査方法は、志賀毒素産生遺伝子コドン検査によって検体に含まれるその他の細菌類からのSTECの分離と、潜在的病原性を有する様々なサブグループ(O26、O157等)の特異検出とを組み合わせたものである。この方法は、欧州連合では前向きに受け止められており、今後これを基にSTECに関する規格・基準が作成される可能性もある。日常検査を系統的に行えるようにするため、この試験法の製品化と販売に向けて業界との連携を検討中である。 16歳未満の子供が家庭の食事で冷凍ハンバーグを喫食して腸管出血性大腸菌O-157:H7に罹るリスクの定量的評価(139ページ)は下記URLで入手可能。 http://www.afssa.fr/Documents/MIC-Ra-EcoliEnfants.pdf 上記評価の英文概要(2ページ)は下記URLで入手可能。 http://www.afssa.fr/Documents/MIC-Sy-EcoliEnfants.pdf 志賀毒素産生性大腸菌に関する知見についての報告書(220ページ)は下記URLで入手可能。 http://www.afssa.fr/Documents/MIC-Ra-STEC.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| URL | http://www.afssa.fr/PNJ601.htm |
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