食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02450010334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、飲料製品に含まれるベンゼンのレベルに関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2008年5月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は、ソフトドリンク、果汁飲料及び清涼飲料水に含まれるベンゼンのレベルに関する最新の調査結果を公表した。 米国の食品医薬品庁(FDA)は2006年2月中旬、一部のソフトドリンクが飲料水に関するWHOの基準値(10ppb)を超えるレベルでベンゼンに汚染されていると報告した。これを受け、FSAIは、同年にアイルランド市場で流通しているソフトドリンク及び他の飲料製品におけるベンゼンの含有について調査を実施した。同調査の結果、FSAIが定期的なモニタリングを継続するべきとの答申が行われた。今回の調査は、前回の答申を踏まえて2007年5月末から6月初めに実施されたものである。 調査結果の概要は以下のとおり。 1. FSAIの委託を受けたGalway Public Analyst’s Laboratoriesが、ソフトドリンク、果汁飲料及び清涼飲料水の63サンプルを採集し、ベンゼンのレベルについて検査した。 2. 63サンプル中、54サンプル(86%)には検出可能なレベルのベンゼンは含まれておらず、また97%のサンプルについては10ppb以下のレベルであった。2サンプルには飲料水に対するWHOの基準値であり、本調査でガイドライン・レベルとして使用された10ppbを超えたベンゼンが検出された。これらの基準超過2サンプルは購買された時に分析が行われた。しかしながら、両サンプルともに製造者が表示で勧めているように摂取前に希釈を必要としていることに注目すべきである。従って、推奨どおり希釈が行われた場合には、結果として、ベンゼンのレベルがWHOの基準以下となる。しかし、FSAIとしては関係小売り販売業者及び流通業者に対し当該製品の検査結果について通報した。それにより、改善策が取られた。 3. 本調査の結果、アイルランド市場で入手可能な飲料製品のベンゼン含有レベルは全体として低く、消費者に対し安全上の懸念をもたらすものではないことが判明した。サンプルの希釈を考慮すればWHOの基準を超えるものはなく、2006年の調査結果から改善されていることが明らかになった。また、今回の結果は、EU及び国際レベルで得られた調査結果と一致している。FSAIは、今後も消費者の健康を守るためにベンゼン及び他の化学汚染物質に関するモニタリングを続けていく方針である。 当該調査結果の全文(PDF 12ページ)は、下記のURLから入手可能。 http://www.fsai.ie/surveillance/food_safety/chemical/benzine_08.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | Food Safety Authority of Ireland |
URL | http://www.fsai.ie/ |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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