食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02430210361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、市販の野菜・果物中の残留農薬について、2008年4月の検査結果を公表し、食品安全警報を発信 |
資料日付 | 2008年5月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は5月15日、同署薬物食品検査局が2008年4月に市販の野菜・果物中の残留農薬について実施した検査の結果を公表するとともに、同署が信号色の3段階にレベル分けして発している食品安全警報の黄信号レベルの警報を発信した。概要は、以下のとおり。 1.野菜・果物156サンプルのうち、25サンプルから検出されてはならない農薬が検出された。以下、問題のサンプル:検出農薬(検出レベル)の順に記載。 (1)きゅうり:カルボフラン(0.04ppm)、 (2)チンゲン菜(4件)、パクチョイ(3件)、中国ケール(2件)、アブラナ(2件)、天津はくさい、レタス:ジメトモルフ(0.01ppm?1.18ppm)、 (3)パクチョイ:ジメトモルフ(0.42ppm)、フィプロニル(0.07ppm) (4)えんどう豆:アセタミプリド(0.03ppm) (5)セロリ:アセタミプリド(0.07ppm)、 (6)パクチョイ:インドキサカルブ(0.23ppm)、 (7)ローズアップル:フルトリアフォル(0.06ppm)、ペンシクロン(0.03ppm) (8)トマト:ペンシクロン(0.11ppm) (9)いちご(2件):フィプロニル(0.04ppm)、インドキサカルブ(0.05ppm) (10)チンゲン菜:チアベンダゾール(0.09ppm) (11)オゴノリ:オキサジアゾン(0.01ppm) (12)アブラナ:ジメトモルフ(0.03ppm)、ジクロトホス(0.02ppm) 2.問題の野菜・果物については、同署はすでに出所を調査し、法に基づき処理を行っている。サンプルの出所(サプライヤー)は、情報源のURLから入手可能。 3.同署の定める「農薬残留基準値」は、行政管理上の規制値であって健康被害をもたらす臨界点ではない。今回の検出レベルは、各農薬の一日摂取許容量(ADI)を体重60kgの成人のADIに換算した値と比較した場合、問題のサンプルを100g摂取しても農薬摂取量はADIの0.03?58%に過ぎないため、健康被害は懸念されない。 以上の結果及び講評を踏まえ、同署は消費者に対し、野菜・果物の購入の際はCASマーク(台湾独自の優良農産物マーク。認定基準は行政院農業委員会が定める)を有する等の信頼の置ける販売店で購入するよう勧めている。また、野菜を洗浄する際はまずは根の部分を水で洗浄してから根を取り除き、さらに10?20分間水に浸してから再度水で2?3回洗浄すると農薬の除去に有効である旨をアドバイスしている。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://consumer.doh.gov.tw/fdaciw/pages/naderism_content.jsp?typeSn=4&listSn=38&sn=633&pageNo=1&prePageNo=1 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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