食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02420160314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に関するQ&Aを公表 |
資料日付 | 2008年5月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に関するQ&A(2008年5月7日付/3ページ)を公表した。その内、食品を介するヒトのMRSA感染に関する内容の概要、及びQ&Aの質問事項は以下のとおり。 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、これまで特に病院でヒトからヒトへ感染しているが(院内感染)、近年病院外でのヒトへの感染が増加している(市中感染)。又過去3年間に、豚などの家畜、馬及び小動物でMRSAの検出例が増加した。 これまでに報告された、食品に起因するヒトのMRSA感染はわずかで、それらの食品は、感染したヒトにより汚染されたものである。黄色ブドウ球菌が食品中で増殖するとエンテロトキシンが産生され、摂取後に嘔吐など典型的な中毒症状を引き起こすが、多くの食品では、黄色ブドウ球菌の生息条件に適さないため増殖することはない。オランダの調査によると、全ての動物種の生肉には微量のMRSAが含まれている。それゆえ生肉を扱う際には、通常の衛生措置を遵守することが大切である。これは他の病原菌(サルモネラ、カンピロバクター、大腸菌など)の感染予防にもなる。又MRSAを保菌しないために、動物を触った後にも手指をよく洗浄すべきである。 現在、動物及び食品の管理当局は国内外で、動物及び食品にMRSAがどの程度拡散しているのか、それがヒトの感染源としてどのような意味をもつのか調査中である。又、連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)に科学者及び関連当局の代表者からなる作業部会が設置され、現在、動物群でのMRSA拡散を抑制し、ヒトのリスクを最小限にするための戦略が研究されている。 Q1. MRSAとは何か? Q2. MRSAの感染頻度は? Q3. ドイツでは他国に比べMRSAが拡散しているのか? Q4. ヒトはどのようにMRSAに感染するのか? Q5. 動物もMRSAを保菌している場合があるのか? Q6. ヒトは動物との接触によりMRSAに感染する場合があるのか? Q7. ヒトは食品を介しMRSAに感染する場合があるのか? Q8. 消費者は食品がMRSAに汚染されているかどうか識別することができるのか? Q9. 消費者は皮膚に感染しているMRSAに気づくことができるのか? Q10. 皮膚にMRSAが感染している場合、消費者は何をしなければならないのか? Q11. 保健衛生当局はMRSAにどのように対処しているのか? Q12. MRSAを予防するために消費者個人では何ができるのか? なお、本Q&Aの英語版は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/279/frequently_asked_questions_about_methicillin_resistant_staphylococcus_aureus_mrsa.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/276/ausgewaehlte_fragen_und_antworten_zu_methicillin_resistenten_staphylococcus_aureus_mrsa.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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