食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02400300208 |
タイトル | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、ヨウ素強化の義務化及び遺伝子組換え(GM)トウモロコシ由来の食品認可に関する食品基準コード改定案について意見募集を開始 |
資料日付 | 2008年4月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 豪州・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、4月22日、パンのヨウ素強化の義務化及び遺伝子組換え(GM)トウモロコシ由来の食品認可に関する食品基準コード改定案を公表し、意見募集を開始した。 改定案の概要は以下のとおり。 1. 豪州におけるパンのヨウ素による強化の義務化に関する評価 世界各国の科学者は、ヨウ素の欠乏が乳児及び幼児の知能及び神経システムの発達に悪影響を及ぼし、また特に高齢者に対しある種の甲状腺疾患のリスクを増大させる可能性があることについて意見が一致している。2004年5月に、豪州・ニュージーランド食品規制閣僚評議会はFSANZに対しヨウ素強化の義務化を優先事項として検討するよう要請した。これを受け、FSANZは、ヨウ素強化の義務化に関する提案(P230)「ヨウ素強化の義務づけに関する考察」を策定した。 当初、同提案は、豪州並びにニュージーランド両国を対象としていた。しかしながら、策定作業完了の直前に、豪州各州の保健省からヨウ素欠乏症の有病率及び重大性に関する証拠の見直しを行っている間、豪州での導入を延期するよう求められた。暫定的措置として、FSANZはニュージーランドだけを対象とした別個の食品基準を設定するために提案を作成した。 2008年3月に豪州保健相諮問評議会(AHMAC)から豪州でも同様の基準を検討するよう助言を受けたことを踏まえ、ニュージーランドだけを対象とした基準が豪州・ニュージーランド両国で共通の基準となるよう改定案(P1003)を策定した。 http://www.foodstandards.gov.au/standardsdevelopment/proposals/proposalp1003mandato3882.cfm 2.害虫抵抗性トウモロコシ種MIR162由来の食品に関する評価 Syngenta Seeds Pty Ltdは、遺伝子組換え技術を規制している現行の食品基準コード1.5.2を改訂し、害虫抵抗性のGMトウモロコシ新種MIR162由来の食品の販売・使用が可能となるよう申請している。同社は、MIR162種を北米で栽培し、商業化した後でトウモロコシ製品を豪州並びにニュージーランドに輸入するとしている。 FSANZは、基準1.5.2の規定に従い、MIR162種について包括的な安全性の評価を実施した。その結果、公衆衛生上また安全性について懸念があるとは認められなかった。同社から提出された詳細な研究結果を含め入手可能な証拠に基づき、当該GM種由来の食品は他のトウモロコシ種由来の製品と同じように安全且つ健康的であると考えられる。 http://www.foodstandards.gov.au/standardsdevelopment/applications/applicationa1001food3769.cfm 意見の提出期限は、ヨウ素強化については2008年5月20日、害虫抵抗性トウモロコシ種MIR162由来の食品については2008年5月23日まで。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | FSANZ |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/newsroom/mediareleases/mediareleases2008/fsanzseekspubliccomm3894.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
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